2020年12月26日土曜日

ブレイクスルー!

何かの拍子に,それまで理解できなかったり,上手くできなかったりしたことが,できるようになることをブレイクスルーというらしい。私にとって,それが昨日起こった。昨日から冬休みに入り,これを機会にプログラミングについてある程度理解を深めようと,Scratchを使ってプログラミングに取り組んでみた。このScratch,これまでにも何度も挑戦してみては,諦めたソフトである。というのも,プログラムの順番を間違えたり,入力場所が違うだけで,全く動かなくなるからである。去年だったか,AmazonでScratchの本を購入し,チャレンジしようと試みたが,断念した経緯がある。それでも,プログラミング学習は進められるわけで,それに応じて私たち教師も対応していかなければならない。ある意味,それは背水の陣的な物で,必要に応じて始めたようなものだった。プログラミングを始めるとすると,普通簡単なものから始めるのが定説であるが,何を思ったのかピンボールゲームを作ろうと思った。最初は,画面上に表示させる物(ボールとそれをはね返すバー)を表示させることから始まった。これは,すぐに作ることができた。それから,ボールを動かす設定にとりかかった。これも,1学期ネコがねずみを追いかけるプログラムを作ったことから,最初はどうかなと頭をひねったが,そのうちやり方を思い出して作ることができた。それから,バーに当たるとボールが跳ね返る設定にとりかかった。ここからが,とても難しかった。何度設定してもうまく動かず,結局YouTube上に公開されている動画を何本か見ることで,何とか動くように設定することができた。ドローンの時もそうだったが,設定がうまくいかないときはYouTubeに設定の仕方が載せられており,それを見ると解決できることもある(必ずできるとは分からないが・・・)。とにかく,なんとかバーを使って,ボールを反射できるようになった。これで,ほとんど完成なのだが,最後にボールが左端に来ると,GameOverになる設定をしたかった。そうではないとエンドレスになり,ゲームとは呼べないからである。これが,また相当難しかった。というのも,画面の端は上下,左右同じである。ましては,コンピューターに左端だけを認識させるのは,至難の技であった。では,どうやって左端を認識させたかというと,左端に青い線を引き,そこに触れたかどうかを判別させることで設定することができた。作るのが難しかっただっただけに,出来上がった時の喜びはひとしおだった。その勢いをかって,その後りんごをキャッチするゲーム,車がラインに沿って動くゲーム等を作っていった。そうこうするうちに,アカウントを取得し,自分の作ったプログラムを紹介するページまで作ることができた。昨日は1日かけて,Scratchに関する色々な設定をすることができた。冒頭にも書いたが,それは自分にとってまさにブレークスルーであった。これからも,色々な機能を覚えることで,プログラム作りに邁進していきたい。 


 

2020年12月19日土曜日

小さき頃

昔,私たち家族は,亀津に住んでいた。ただ,父や母の実家は,天城にあった。距離にして,20〜30kmほどだろうか。たまに,車に乗って父母の実家にることがよくあった。そこには,じいちゃんやばあちゃん,おじさんやおばさんがいて,そこに寝泊まりするのが定番だった。父方のじいちゃんの家は,天井がむき出しになっていたので,梁に乗って落ちないようにつかまったり,四つん這いになって移動したりしていた。梁といっても,子どもからすると,結構高く,結構な緊張感があったような気がする。母方のおじさんの家では,お盆の時に贈り物の抽選会があって,そこでくじをするのがとてもうれしかった。親戚づきあいの多い島なので,様々なお中元が送られてきていた。中でも,私たち兄弟のお気に入りは,色々な果物の入った缶詰だった。抽選会でそれが当たった時は,両手を上げて大喜びしたものだ。兄弟が多いため,みんなで分け合って食べなければならず苦労することもあったが,そのときの我慢する心は今でも生きているような気がする。車で帰宅するとき,ガードレールに付けられている丸い反射板をよく数えていた。それが,いくつだと分かったとしても意味のないことだが,その時私たち兄弟にとってそれはとても大切な感じがした。しかし,大抵は夜遅く帰るので,数え始めはいいがそのうち眠くなり,家に帰り着く頃は寝てしまうのがつねだった。ある時は,今日こそは眠らないぞと思って粘っているのだが,いつのまにか眠ってしまっていた。それで,反射板の数はついぞわからずじまいだった。そんな,記憶も良い思い出として残っている。

2020年12月5日土曜日

喫茶店を探して!

天城町には,喫茶店がない。もしかすると,あるかもしれないがまだ見つけられていない。それで,コーヒーを飲むには,定食屋かファミレスに行って飲むことになる。わたしは,元来コーヒー好きで,コーヒーさえあればそれでいいぐらいである。最近の週末の過ごし方は,ジョイフルに行って定食を頼んだ後,ドリンクチケットを出しコーヒを何杯か飲む。その間,仕事をしたり,ネットをしたりして過ごす。鹿児島にいた時も,週末はスタバに行き,コーヒー1杯で1〜2時間粘り,ネットサーフィンをしたりしていた。店で,パソコンなんてちょっとかっこつけしいと思うかもしれないが,むろんそうした気持ちが少しもないわけではない。どうかすると,半分ぐらいはそんな気持ちがあるのかもしれない・・・。3年ほど前になるだろうか,息子に会いに東京に行った。いろいろなものを見て影響を受けたのだが,銀座スタバに入った時,パソコンを開けて仕事をしたり,ネットを見ている人たちがいて,カルチャーショックを受けた。それで,そうしたスタイルを島でもしたい,いや広げたいと思い,行動している。もちろん,その時にコーヒーは必須である。コーヒーを口に入れると,独特の味と苦味に科学反応し,至楽の世界へ連れて行ってくれる。そうした時間は,普段何気なく過ごしている時間とは,明らかに違うような気がする。今はジョイフルで過ごしているが,そのうち気に入った喫茶店ができたら,そこで仕事をしたり,ネットを見たりして行きたい。だれか,天城町に喫茶店を作ってくれないかなあ・・・。

2020年11月21日土曜日

生活の質を落とす!

最近,生活の質を落とそうと思っている。余計な出費を抑えることで,将来に対する貯金をしようと考えたからである。私は,よく百均とかで売られてるT字カミソリを使用しているが,先日洗濯機の上に,ホテルによくあるT字カミソリが置かれていた。刃が薄く,すぐに切れなくなるあれである。切れ味が悪く,そのまま捨てていたのであるが,これも使えると思い使用することにした。使用すると,案の定切れ味が悪いのだが,それでも髭を剃ることはできた。また,髭剃り用に石鹸を使うのであるが,これも息子たちが置いていった洗顔フォームを使用している。これが,なかなか長持ちして,半年使用しても3分の1程度残っている。以前は何も考えず購入していたのであるが,意識して買い物をすると余計な物を買う必要も無くなるし,そういえば家にまだあったと思い踏みとどまることができるようになった。その分,お金をあまり使わなくなった。ただ,何も買わないことではなく,必要な物に関しては買う必要がある。例えば,ソファー。これは無くても生きていける。しかし,ふとしたときそれに座ってくつろぐことができる。その分,生活を豊かにすることができる。また,食べ物。これを極端に制限すると,やがては健康を害し,病気になってしまう。他にも,日常生活で必要な物は,買う必要があると思う。要は,節約するところには節約し,その分を生活を豊かにするものに投資する。お金の再分配を意識しながら生活することが,豊かな暮らしに繋がるのではないかとふと思ったりする。

2020年11月3日火曜日

キッチンの掃除をしました!

人が人として行きていくためには,衣・食・住が大切だと言われている。では,この中で一番大事なものは何だろうか?それは,食だと私は思う。人は,食べることで,エネルギーを生み出している。そう考えると,食という行為にもっと目を向けることが必要なのかもしれない。色々なものが溢れている昨今,得てもすると食費を抑えて,欲しい物を購入する代金に当ててしまう。そのせいで,私たちは健康に必要な栄養素を取らないことになる。人の幸せは,健康と誰しも口を揃えていうが,それを実践している人はどれほどいるだろうか。特に,若い人たちは,健康であるが故に,そのことに対して目を向けないでいる。実際,私もその部類であったし,現在も進行形である。食に目を向けようと,今週はキッチンの掃除に取り掛かった。きれいな環境だと,料理をする気持ちが増し,食も充実すると考えたからである。それで,以前購入したケルヒャーのスチームクリーナーで,壁やコンロに蒸気を吹きかけていった。前にも書いたのだが,この蒸気だけで綺麗になると思ったら問題である。蒸気は,油のギトギト感を和らげてくれるものの,根本的な解決にはやはりクレンザーや重曹の力を借りなければならない。壁が終わると,今度はキッチンの総本山であるコンロを掃除していった。コンロには,五徳やグリルなどいろいろな物があり,掃除をするのは大変である。特に,油でギトギトになった五徳をきれいにするには,根気が必要である。若い自分,この五徳をきれいにするということで,1時間ほど磨き続けた記憶がある。しかし,1ヶ月もすると,また油まみれになる。それで,最近は磨く回数を決め,定期的に磨くようにしている。その方が,意欲が持続するし,間隔をあけて磨くことで,ある程度綺麗な状態を保ち続けることができるからである。掃除の基本は,上から下。奥から手前であるが,それに加えて繰り返し行うことも入れていいのではないかと思う。とにかく,高温の蒸気を当てた後,金たわしに重曹をつけて各部分を磨いていった。小一時間ほどすると,キッチン周りがだいぶきれいになった。それを見て,これから自分でも少しは料理を作っていかないとなあと考えたりもした。男子厨房に入らずという言葉もあるが,これから自分,そして妻のことを考えると,そうばっかりいってはいられない。少しずつ料理のレパートリーを増やしながら,頑張っていこうと思う。さて,何から作っていこうか思案していると,急に料理をする意欲がなくなっていった。

2020年10月31日土曜日

トイレには神様がいるんだよ!

トイレには,それはそれは,素敵な神様がいるんだよー。と昔誰かが歌っていたが,先週インターネット漬けの生活が嫌になり,突然トイレ掃除を始めた。というのも,トイレを使った時に少しにおいがしたし,小さなゴミが落ちていたりしたからである。掃除の基本は,上から下へということで,まずタオルを使って壁から拭いていった。続いて,便座。これも上から下へと拭いていった。トイレ掃除をしていつも感じることなのであるが,髪の毛の類がひっついて離れない。静電気が関係しているのかもしれないのだが,何度拭いても残っていたりする。陶器製の白い物なので,余計に汚れが目立つ。タオルでこすったり,手で取ったりして,ようやく綺麗にすることができた。最後は,床である。ここでも,掃除の基本の奥から手前に沿って綺麗にしていった。奥の方は,便座がある関係で,掃除をするのが難しい。手を伸ばし,頭を捻りながら,なんとか拭いていった。手前の方は,何も障害物がないので,すぐに終えることができた。一通り掃除が終わると,マジックリンが切れてしまい,後で買いに行かなきゃと思った。その勢いをかって,キッチンの掃除に取り掛かった。床には,小さなゴミが落ちていたり,所々汚れていたりした。まずは,箒でゴミを掃き,その後雑巾で拭いていった。キッチンには,引っ越しの時にもらった昭和チックなカートがあるのだが,中を開けてみると,小さいゴミや埃でいっぱいだったので,それもきれいに拭いていった。掃除を始めて1時間ほど経っただろうか,キッチンも綺麗になった。掃除をした所を眺めていると,とても心がスッキリとした。また,その後トイレ何回か使ったのであるが,気持ちよく使うことができた。トイレには神様がいるんだよーと歌ったのは,もしやこのことなのかもしれないと思った。そうそう,マジックリンが切れていたので,近くの店に行って購入してきた。少し割高だったのだが,掃除をした爽快感の方が勝り,そんなことはどうでもよくなった。身の回りが綺麗になって,その日は一日中気分が良く過ごせた。

2020年10月25日日曜日

プロジェクターを買いました!

大丸の三階にあるリサイクルマートで,プロジェクターを買った。エプソンのEB-W05という型番で,3CCDのWXGA(1280×800)のその価格帯では比較的性能のいい機種だった。なんでも,カラオケ店に設置されていたものらしく,天井から吊り下げることができるよう金具もつけられていた。金具はいらないと思ったが,何かの際に使えるかもと考えたりもした。元値は6万ほどするらしいが,3万2500円で買うことができた。ただ,当初は確か37000円に消費税がついた値段であった。消費税が10%だとすると,3700円,37000円+3700円=40700円となり,結構いい値段になった。実際,ネットで検索してみると,ネットでもその値段で売られていた(中古なのにである・・・)。リサイクルマートのいいところは,値段交渉ができる点である。もう少し安くならないですかと聞くと,税込で35000円まで落とせるということだった。それでも結構いい値段である。買おうかどうかずっと考えていると,側にいた店員がなにやら携帯をいじって値段を調整していた。こうしたプロジェクターは,ニッチな製品で,市場としてはあまり売れない商品である。値段もそこそこするので,店側としてはニーズのあるうちに早く売りさばきたい商品なのかもしれない。私としては,買おうと思う気持ちとそうでない気持ち半々だった。そんな折,さらに値段を落とし,32500円という金額を提示してきた。これで,購入することに決定。ただ持ち合わせがなかったのでカードで買うことにすると,まだその機械が設置されていないということで,機械が設置するまで待って欲しいということだった。それから,10日間ほど待った時に,購入できるようになったので,来て欲しいという連絡があった。結局,カードの機械は設置にまだ時間がかかるということで,1階のレジで支払いを済ませた。で,実際の使用感はというと,まずまずといったところだろうか。3300ルーメンなので,明るさは申し分なかった。ただ,解像感はもう少しだった。写真や図等は問題ないのであるが,説明されている文字が少し見づらいこと,さらに音量が2Wなのでこちらももう少しの感があった。やはり,実際に試してみないと分からないものだなと実感した。ただ,通常使う分には問題ないと思われるので,これから色々試して使って行きたい。

2020年10月18日日曜日

情報汚染

YouTubeに動画をアップした。それはそれでいいのだが,どう評価されているか知りたい衝動がすごくて,何度も視聴回数をチェックしたりしている。以前は,そんなことは全く気にしなかったのに,最近それがひどい。普段認められることがあまりないせいなのか,そうした気持ちが強くなっているように思う。加えて,色々知りたいという気持ちもあいまって,さながらネット中毒になっている。ここ1ヶ月,休日になるとパソコンの前に座って,ずっとネットをしている。色々な知識が増えるのはいいのだけれど,自分自身は何もしていないことに気づき,「果たしてこれでいいのだろうか。」と,疑問に思うことがしばしばである。本土にいくと,いろいろな場面で携帯を見ている人たちがいる。それは,音楽だったり,YouTubeだったり,ゲームだったり,その人の趣向により見るものは違っている。しかし,見ている視聴者は何もしていないという点においては,すべて共通している。私を含めて,現代人は,いろいろな情報に踊らされて,自分の生活を生きていないように思えてならない。色々な情報に踊らされて,次から次へと情報を求めていく・・・。最近,妻や息子たちがスマホを持つようになって,それぞれ自分の好きな物を見るようになった(息子たちは,それぞれ独立し,今は一緒に暮らしていないのだが・・・)。同じ家庭にいるのに,見ている物は別々。テレビであれば,見ている番組に対して,ああだこうだと自分の意見を言い合っていたのに,スマホが使われるようになって,同じ家にいるのだがしていることは別々。さながら,それは家庭内核家族のようであった。以前,工場から出されたガスや水が環境を壊し,環境汚染が問題となったが,これからは情報汚染が問題となっていくのではないだろうか。近いうちに,多くの人が,どっぷりと情報に染まっている自分に気づき,そこから抜け出す努力をしないと,ますます状況が悪化していくように思えてならない。まずは,私自身からなのだが・・・。

2020年10月3日土曜日

画素競争について思う!

 スマホやカメラの画素が上がり続けている。これまでは,1000万画素が主流であったものが,2000万,中には一億画素というものが現れ始めている。ビデオにおいても,ハイビジョンが主流であったものが,4Kや8K録画できるものが登場し始めている。画素が上がると,詳細感が増し,より鮮明に見えるようになる。つまり,見栄えの良い画像ができるというのが企業の論理である。しかし,画素が上がると,それを処理するパソコンにもそれなりのパフォーマンスが求められる。記録されたデータは,これまでのものより膨大になる。旧機種でこの膨大なデータを処理するともっさり感が出たり,機種が古い場合はフリーズする場合も考えられる。カメラを変えると,パソコン,録画メディア,そうしたものを総入れ替えする必要が出てくる。それよりは,これまで使っていた環境を使い続けるために,カメラも1000万画素程度にすると,処理もそれなりにできて,トータルバランス的に使い勝手が良くなると考えられる。以前,先輩から書画カメラをもらったことを記事に書いたが,それは80万画素しかないものであった。それでもちゃんとした絵を映してくれ,使い勝手がとてもいい機種であった(ただ,拡大すると,画素のブロックが出て,細かな物を写すには性能不足を感じることはある)。しかし,今にして思えば,その時代の名機だったと思う。大事なことは,画素オンリーではなく,全体としてのパフォーマンスが大切である。より良き物,より新しい物を追い求めるのは,素晴らしいことではあるが,これからは使い勝手に関しても考えていかなければならないと思う。ただ,企業側の立場に立って考えると,必ずしもこの論理はいただけない。つまり,新しい商品を買ってもらわないと,会社として立ち行かなくなってしまうからである。しかし,やがて画素競争にも収束がやってくる。画素は上がっても,それを受け取る私たちの目がついていかなくなってしまうからである。つまり,カメラやパソコンも,シャープペンシルや万年筆と同様に,性能の向上が望めない時代がやってくる。そうなった時,どういう商品を作り続けるかがカギとなってくると思う。

2020年9月22日火曜日

デザイン,居住性,どちらが優先?

 4連休ということで,家に閉じこもって,YouTubeにどっぷりはまっている。ナショナルジオグラフィックのVW Type2の動画を見たことをきっかけに,昨日から車に関する動画を見続けている。今日は,水素自動車やMAZDAのロータリーに関する動画を中心に見ている。その中で,MAZDA3とVolkswagen Golfを比較している動画があった。大衆車と呼ばれる200~300万ほどの価格帯で,競合車といってもいいと思う(といっても,Golfの方が値段は数十万度ほど高くなるが・・・)。外装,内装,デザイン的な面で見ると,エッジのきいた未来的なデザイン。内装は,細部まで作りこまれたシートデザイン等を考えると,MAZDA3の方が優れている(あくまで,個人的な感想です)。Golfの方は,ザ・定番といえるほど,オーソドックスな作りであった。たぶん,この2つの車が並んでいると,MAZDA3の方を買う可能性が高い。しかし,動画を見続けていくと,後部座席の様子が移っていた。MAZDA3は,デザイン性を重視するあまり,室内空間が狭く,なおかつ窓も小さくなっているため,全体的に暗くなっていた。しかし,シートの作りこみがとても細かく,かっこいい感じはした。一方Golfはといと,いいも悪いも定番といったデザインだった。しかし,ヘッドスペースやレッグスペース,そして窓の開口部が広く,居住性としてはこちらが優れていた。何が言いたいのかというと,最近の日本車は,デザインを重視するあまり,居住性が軽視されている感じがしてならない。とくに,車の後部においては流線型を意識するあまり中央から後部にかけて高さ絞られており,そのため後部座席の居住性が極端に悪くなっている。これは,大衆車だけでなく,レクサス等の高級車においても似たような感じになっている。車を購入する際,私たちは見た目の美しさを重視するが,長い間使っていると居住性の方が大事なファクターとなる。デザイン性を重視する車を作り続けていると,やがて狭い,暗いというイメージが定着し,日本車は敬遠されていくことにつながりかねないと一抹の不安を抱いた。

2020年9月21日月曜日

知らなかった!

これは,徳之島に住んでいる人もほとんど知らないことだと思う。皆さんは,杉良太郎という俳優を知っているだろうか。時代劇によく多用される俳優であるが,最近では下町ロケットで,競合他社の幹部役として出演している。知っている人もいると思うが,彼は慈善事業にも積極的に取り組んでいる。東南アジアの孤児を支援する施設に援助したり,何人かは養子縁組を結び,その子たちの生活を援助したりしている。その杉良太郎が,徳之島にゆかりのあると聞くと,びっくりする人も多いと思う。では,どのような繋がりかというと,母親が徳之島出身である。これは,Wikipediaの本人のページにも記載されている。この情報が確かなものであればの話だが・・・(Wikipediaは,編集者が個人にゆだねられているので,たまに間違った情報が載せられている場合もある)。その事実を知って,私もびっくりした。昨年だったか,奥さんの伍代夏子が徳之島のホテルでコンサートをする予定であった。残念ながら,コロナの影響でこのコンサートは中止となったが,なぜ徳之島でするのだろうかと疑問に感じた。しかし,夫の母親が徳之島の出身だということで,なるほどそうした繋がりがあったのだなと感じた。有名な俳優が,徳之島出身だということが分かって,なんだかうれしかった。

危うし,Firefox!

この前,新しいブラウザーに変えたFirefoxの母体であるMozilla Foundationの経営状態が悪いらしい。前にも書いたのだが,Mozilla Foundationは非営利団体である。故に,団体を運営する資金をどのように得ているか疑問であるが,その中の一つに個人の任意での送金がある。Firefox等の活動に感銘を受け,資金面でそれを援助する個人によって支えられているのである。しかし,これはあくまで善意によって支えられており,人それぞれ考え方が異なり,資金調達の方法としては極めて不安定である。実際,私も無料で使用している状態である。Firefoxのように,個人の送金を資金に運営されているものとしては,有名なWikipediaがある。このWikipediaは,ネット上の百科事典のようなもので,人物や企業,地名等,欲しい情報を入力し検索をかけると,必要な情報を表示してくれる。そのデータは,日々増え続けるため膨大な量となり,それを運営するデータセンターは相当な資金が必要である。故に,その資金が枯渇すると,運営自体がストップすることになりかねない。そうなると,私たちは必要な情報を得ることができなくなる。実際,ネットニュースでは,Mozilla Foundationの資金繰りが悪化して,数百人のレイオフを行うと伝えられていた。さらに,資金繰りが悪化すると,団体の解散,アプリの停止という状態に陥ってしまう。こうした状態にならないためには,私たちはその活動を援助するために,少しでも援助していく必要があるのではないかと思う。無料で提供されているサービスであるが,その活動を続けさせていくためには,個人の善意に支えられていることを忘れてはいけないと思った。ちなみに,Mozilla Foundationは,Firefox以外に,無料メーラーであるThunderbirdも製作している。

2020年8月12日水曜日

水飲み鳥を買いました。

小学校の頃,私は団地に住んでいた。そこには,たくさんの子供たちがいて,よく遊びに行ったり,来たりしていた。ある日,私が友だちの家に行くと,水飲み鳥があった。なんでも,自然に水を飲んだり元に戻ったりするそうだ。しかし,残念なことにうまく動かなかったような記憶がある。それから長い間忘れていたが,今年から理科に興味を持ってもらおうと思って,それに関するおもちゃを探していた。すると,この水飲み鳥のことを思い出した。Amazonで見ると,1000円程度。これは試しに買ってみようと思い,ネットで注文することにした。1週間後,商品が届いた。しかし,それはプチプチに包まれただけのかんたんな包装であった。中を開けて見ると,案の定ガラスが割れていた。期待していただけに,残念な気持ちになった。先日,鹿児島出張があった。アミュプラザを中心にあちこちの店を見ていると,東急ハンズの中に科学おもちゃを売っているコーナーがあった。前はもう少し大きかったが,売れ行きが悪いのか小さなブースにまとめられていた。そこには,ニュートンの振り子やアネロイド温度計など,ちょっとした科学おもちゃが置かれていた。それらを見ていると,あの水飲み鳥のことが頭に浮かんできた。それで,店員に「水飲み鳥はないですか。」と聞くと,あいにくないということだった。だめもとで,「注文とかできないでしょうか。」と聞くと,「調べて見ます。」と言って,バックヤードの中に入って行った。5分ぐらい経っただろうか,調べに行った店員が戻ってきて,「ありますよ。注文しますか。」と聞いてきた。しかし,あると聞くとお金を出さなければならなくなるので,注文するか迷ってしまった。たった,1500円程度なのにである・・・。どうしようか考えた挙句,結局注文することにした。鹿児島滞在は1週間ほどあったので,どうかすると間に合うということだった。前から欲しい物が手に入るということで,なんとなくうれしい気分で店を出た。それから数日後,商品が届いたという連絡があり,受け取りに行った。今度は,箱にきちんと収められていて,商品自体もスポンジで型どったものに入っていて割れていなかった。今度こそは,大事に持って帰ろうと思い,飛行機に乗る際も手持ちの入れ物に入れて持ち帰った。それから,学校に持って行き,動くかどうか試してみることにした。他の先生も何人かいたのであるが,不思議なことに水飲み鳥のことを知っている人はほとんどいなかった。コップに水を用意し,くちばしを水につけ,重心を調整し,しばらく待っていた。すると,鳥の頭が動き,水を飲み続けるではないか。単純な動きであるにも関わらず,水を飲み続ける様はなんともおもしろく,しばらくずっと見続けていた。他の先生方も,面白がって見ていた。説明書には,気化熱で動くと書いていたが,詳しいことはよく分からなかった。それについては,今後調べて行きたいと思う。とにかく,欲しいものが手に入って,ご満悦な私であった。

2020年8月9日日曜日

Firefoxってどうよ!

皆さんは,どんなブラウザーをお使いだろうか。グーグルファンである私は,ここ数年Chromeを使用しているのだが,ある日ふと他のブラウザーはどうなのだろうかと試してみることにした。それは,Chromeが肥大化し,以前に比べると反応が悪くなったような気がしたからである。とにかく,他のブラウザーが試してみたくなった。代表的な物は,MicrosoftのEdgeやInternet Explorer(IE),Firefox,Opera,アップルのSafari等,色々なものがあった。その中で,かつて隆盛を誇ったIEは,Edgeへと移行しているので,候補として脱落。そのEdgeは,まだネーミングバリューがあまりないのでこれまた脱落。消去法でやっていくと,Firefox,Operaが残った。その中で,レンダリングエンジン(ホームページのコードを読み取り,画面に表示する物)をみると,OperaはChromeと同じものを使っていて,Firefoxは,オープンソースのgeckoという物が使われているという事だった。それで,同じエンジンが使われているということで,Operaをインストールすることにした。このブラウザーは,もともとノルウェーで開発されたものであったが,その後中国の会社に買収され,現在に至っている。メジャーではないが,比較的実績のあるブラウザーだったので大丈夫だろうと思っていたのであるが,インストールした直後から迷惑メールがたくさん入ってくるようになった。それで,慌てて削除したのであるが,それでも迷惑メールが止まらなかった。やむなく,同じレンダリングエンジンであるChromeも削除した。こうすることで,やっと迷惑メールが止まった。主であったChromeがなくなったことで,他のブラウザーを導入することになったのであるが,もう一つの候補のFirefoxを入れることにした。先ほども述べたようにこのソフトはオープンソースである。つまり,営利目的で作られたものではなく,広く人々に使ってもらえるように無料で提供されているソフトであることが魅力的だった。で,使って見ての感想はというと,まずまずといったところであろうか。私は,検索しやすいように種類ごとにフォルダーに分けているが,その設定が分かりづらいのであるが,それ以外は自由に使えている。なにより,ソフト自体がコンパクトに収められているので,サクサク動く(あくまでも気分的なものであるが・・・)のがとても気に入っている。これからは,設定等いろいろいじって使いやすいようにして行きたい。

2020年8月2日日曜日

免許状更新講習_02

2日目,研修に行くために再度バス停に行った。2回目だったので,昨日よりは安心感があった。その日は,バス停に行く前に,用も済ませておこうと思った。それで,昨日と同じトイレに入ったのだが,そこにはペットボトルや缶の空き容器,袋などがいくつか置かれていた。トイレは,公共の施設である。誰もが利用できるために,中には心ない者がおいていったのだろう。きらびやかに見える都会も,こうしたところに鬱憤が現れるのだなと感じた。また,今はN7番線を利用しているが,ほかの場所に行くには何番線に乗ればいいのか,トイレは他にどこにあるのか調べたくなった。今回,教育センターに行くためにバスを利用したわけだが,その事が色々な事に派生して,明らかにしたいなという気持ちを起こさせてくれた。とりあえず,昨日と同じようにバスに揺られ目的地に向かった。研修センターに着くと,ほぼすぐに講義が始まった。2コマ目の講義を終えたときに,話しかけてきた子がいた。始めは,誰だろうと思ってしまった。歳をとったせいか,最近こうしたことがよくある。それを察したのか,その子が自分の名前を伝えてきた。すると,20年前に自分が教えた子だということが分かった。全校生徒100名ほどの学校で,私がまだ若かりしき頃の教え子だった。講義の合間だっただけに,あまり長くは話すことはなかったが,小学校時代のことやその後のいきさつについて話してくれた。教え子が私と同じ職業を選んでくれたこと,何より話しかけてきてくれたことが,とてもうれしかった。教師冥利につきるという言葉があるが,まさにこの瞬間だと思った。

2020年8月1日土曜日

免許状更新講習_01

免許状更新で,鹿児島に来ている。ホテルは,鹿児島中央駅にあるのだが,会場はそこから40分程の所にあるので,バスを利用することになった。そう言えば,バスに乗るのは半月ぶりである。ネットで,会場までのバス会社,系統を調べたのだが,その方面に行くのはいくつかあり,どれに乗ればよいか分からなかった。それで,バスターミナルに行き,時刻表とバス乗り場を聞いた。受付の女の子は,気さくにN7番線にのればよいこと,11番のバス乗り場であることを教えてくれた。鹿児島市,中でも中央駅のバス乗り場は,ハブとなっており,いろいろな場所に行くためバス乗り場も20~30程ある。うっかりすると,バスに乗り遅れて,遅刻ということにもなりかねない。話を聞いた後,実際にバス乗り場まで行って,本当にバスが通っているか確認した。次の日,早めに起き,昨日のバス停まで歩いて行った。バスが来るのは,7時36分だったが,心配性な性格がたたって,7時10分頃にはバス停に着いてしまった。あたりには誰もいず,私が1番のりであった。しばらくは何もすることがなくバスを待っていたのだが,10分ほどするとトイレに行きたくなった。「そういえば,40分程バスに乗るんだったっけ。」と考え,トイレに行くことにした。しかし,それは信号をまたいだ先にあり,先ほどの道を引き返すことになった。せっかく来たのにと思いながらも,引き返して用を済ませた。それから,また先ほどのバス停に戻ることになった。しばらくすると,同業者らしき人たちがちらほら集まり始めたので少し安心した。しかし,時間を過ぎてもバスが来なかった。「これは,見過ごしたか。」と思い,不安がもたげてきた。渋滞していたのかバスが来たのは,定刻を10分ほど過ぎた頃だった。ほっとすると同時に,バスに乗り込んだ。それから,40分ほどバスに揺られて,会場に向かった。その路線は,田舎道を縫うように走っていた。不安はあったものの,以前教育センターには何度も言った経験があったので,たぶん大丈夫だと思っていた。バスに揺られながら外を見ると,急斜面に家がたくさん建てられていた。また,そのいくつかは空き家になっていて,鹿児島市といえども過疎化が進んでいるように感じられた。40分ほどすると,目的地に付き,5日間に及ぶ研修が始まった。

2020年7月24日金曜日

リサイクルショップ

大丸の3階に,リサイクルショップが誕生する。徳之島には,これまでもありんくりんというリサイクルショップは存在したが,家電や家具などの大型の商品が多く,小物などの商品は少なかった。何度かは行ってみたが,欲しいものがあまりなく最近はあまり行かなくなった。先日,新しいリサイクルショップがオープンするという情報を聞き,どんな感じなのだろうかと試しに行ってみることにした。店は,大丸というスーパーの3階のフロアーにあった。大丸は,徳之島の中で一番大きなスーパーで,鹿児島でいうところの中規模のタイヨーほどの面積がある。まだ,オープン前ということで,売り場全体に対して6割程度しか商品が置かれていなかったが,中古カメラや家電など色々あり見ていて楽しかった。最近,冷蔵庫の調子が悪く,買い換えようと思っていたのだが,ちょうどいいものが売っていた。私は,転勤族なので,大概家が狭い。それで,冷蔵庫の上に電子レンジが置ける物をこれまで購入してきた。しかし,最近はそうした冷蔵庫(小型ものはあるが,中型の物)を見かけることが少なくなってきた。でも,そこには何台か売っていた。中古品なので,どうかなと思いながらも,大きさも値段も手頃だったので,冷蔵庫が壊れた時には検討することにした。また,パナソニックのラジカセも売っていた。それも自分が欲しいと思っていたものである。普通に店で買うと,1万以上するが,そこでは3000円程度で売っていた。安かったので,買おうかなと思ったのだが,開店前ということで買うことはできなかった。7月31日が開店ということだったので,その日辺りに店に行ってみようと思う。

2020年7月4日土曜日

徳之島アプリ(HTML)塾

5月から,HTMLの教室に通い始めた。Facebook,Twitter,Blog等,色々なSNSを使用しているが,古い記事は下の方に隠れて見えなくなってしまう。大事なものを常に見える状態にするには,HTMLが必須となる。それで,アプリ塾に通い始めた。初めの頃は,知っている内容も多く,少し自慢気に活動していた。パソコンのことをある程度しっていたし,入力がブラインドタッチなので早かったからである。そのアプリ塾に来ている人たちは6名なのであるが,受講料を払ってまで来ている人たちなのでとても優秀だった。そのうち,写真の取り入れ方,リンクの設定と講義内容が進んでいくにつれて,次第に私よりも作業が早いことに気づかされた。私といえば,HTMLのタグを覚えるのに必死で,ついていくのがやっとだった。そして,2週間ほど前に,鬼門であるcssの設定に入った。cssとは,簡単に言うと,HTMLで書いたものをより綺麗に見えるようにデザインするものである。しかし,この飾り付けの作業が鬼門であった。鹿児島にいるとき,何冊も書籍を買ってはチャレンジし,挫折してきた。やっとの思いで簡単なものが作れたとしても,また新たな課題が出て来てストップしていた。それは,理解できない課題で,本を何度読んでも理解できなかった。その中のいくつかに,divとclass,floatなどがあった。しかし,不思議なことに,このアプリ塾に参加すると,長年の課題であったこれらの課題を理解することができた。divやclassは,ある区画に飾り付けができるように設定することで,floatは文字や写真の回り込みができるように設定することであった。また,floatは,設定後は回り込みが続いてしまうので,元の状態に戻すには回り込みを解除する必要があるということだった。長年の課題,しかも10年間も悩んでいた課題が解決できて,とてもうれしかった。ただ,覚えなければならないことが多く,最近では四苦八苦している状態である。アプリ塾は,7月いっぱいで終わりだが,その期間にいろいろ覚えていきたいと思う。

2020年6月14日日曜日

無駄遣いについて

世の中,何をするにもお金が必要である。食事,飲料,衣類,趣味等々,何かしようとすると,それに伴って料金が発生する。それを補うために,給料が支払われている。月々の給与に合わせて,私たちは活動することになる。しかし,50ともなると(正確には53才なのだが),これは必要なかったのではと思う物がたくさんある。その代表的な物は,衣類である。下着は10枚程あるし,ポロシャツもそれと同等存在する。それに加えて,ジャージ,ズボン,靴下等々,衣類だけでも使わないでタンスに眠っている物が相当数ある。使わないで眠っている物の金額を総計すると,10万以上あると思う。また,カメラに至っては,ビデオカメラ1台,デジタルカメラ1台,デジタル一眼が2台,ドローンも広い意味でカメラと捉えると1台。加えて,パソコンは,iMacが1台,ウィンドウズが5台ある。以前買った物を入れると,パソコンだけで6台所有していたことになる。これら全てが費用として消費されてしまった。これらの物を総額すると,200~300万円は下らないと思う。つまり,それだけのお金を無駄に使ってしまったのである。この年になると,こん後のことも考えていかなければならない。今ある物をできるだけ大切にして,少しでも経費削減に努めていきたい。ちなみに,毎日の缶コーヒー代,ビール代は400円程。もしかすると,これが一番の無駄遣いなのかもしれない。

仕事の見える化

仕事において,見えるということは,大切な事項である。仕事は,波のように次々と押し寄せてくる。その為,日々仕事をこなしていかないと,仕事はたまる一方である。仕事の内容もそうだし,日々生産される書類においても同様である。そして,溜まった仕事はだんだんと見えなくなってしまう。こうなると,仕事をしようにも,どんなことをしなければならなかったのかや書類を探す時間に,時間がとられてしまう。そうならないために,スケジュール管理をしたり,書類を分野別に分けたりして,必要な時にすぐに見られる状態にしておく必要がある。以前,このブログで,ミニマリストについて書いたことがあるが,彼らは必要な物をできるだけ少なくすることで,快適に過ごせるようにしている。職場における書類は,年で計算すると少なく見積もっても1000枚ほどはある。それを逐一取っていると,書類で机や棚は一杯になる。そこで,必要な物とそうでないものを分け,必要な物は分野ごとにファイルに綴じ,そうでないものは思い切って捨てるようにしている。仕事のスケジュール管理や書類の整理も共通しているものは,”見える化”である。何をしなければいけないか,どんな書類を作成する必要があるかを,見える化することで,素早く処理することができるからである。私も,原理的にはそのことを理解している。しかし,実際はと言うと,しなければいけない仕事を忘れていたり,机の引き出しには常に100~200枚程度の書類がたまっている。これではいけないということでまとめて仕事をしたり,書類の整理をしている状態である。これからは,仕事の見える化をすることで,計画的に仕事をしていきたいものである。

2020年6月7日日曜日

写実主義

10年程前,テレビのチャンネルをポチポチ変えていると,日曜美術館という番組が放映されていた。有名な絵画や彫刻,画家などを紹介している番組である。画面に変化が少なく,紹介する内容が淡々と流れていくので,長く見続けるには難しい内容だった。しかし,そんな内容であるにもかかわらず,一瞬にして目を捉われてしまった作家が紹介されていた。それは,野田弘志という人で,北海道に在住の作家だった。では,どんな作品を描いているのかというと,現代絵画に相反する写実主義で描いていた。写真が登場して,絵画において写実主義は敬遠されがちになった。絵で描いた物よりも,写真がより精巧だったからである。それで,ピカソ,ダリに代表されるような象徴的な絵画が主流になるようになった。しかし,ある物を精巧に描くという写実的な表現は,現代にも脈々と残っていたが,その番組の放映された当時は一部の人達には知られていたものの,一般的にはあまり知られていなかった。実際,私もその番組を見るまでは,写実に関しては知っていたが,作家や作品については全く知識がなかった。番組は,途中から見たのであるが,始めに見たのは動物の骨や置物を書いた作品だったと思う(10年前のことなので,なんともかんとも・・・)。その精巧さに心を捕らわれてしまった。それは,まさに写真と言っても過言でない程,細かな部分まで丁寧に描かれていた。また,人物を描いた作品もあった。それもまた,精巧に描かれていた。人の表情,肌の質感,全体的なバランス,全てにおいて完璧だった。それまでチャンネルをポチポチ変えていた指が止まり,番組を最後まで見続けてしまった。それぐらい,心を囚われてしまった。写実というと,写真と同義語のように捉えがちであるが,実際見てみると少し違っている。写真は,機械で撮しているので少し冷たい感じがするが,写実は人の手で描かれているので,写真的な要素の中に,人の心を感じられるのである。また,その絵画を人が描いたということで,人の持つ才能の素晴らしさを感じる所も,心を囚われる要因の一つであると思う。この野田弘志さんを筆頭に,写実によって作品を描いている作家は増えているように思う。これからも,いろいろな作家の作品に触れ,その素晴らしさを堪能していきたい。

Googleレンズ

Googleのサービスには,色々な物がある。代表的な物は,ブラウザーのChrome,YouTube,地図アプリなどがある。実は,このブログもGoogleが提供しているBloggerというソフトを使っている。家電製品などでは,好きなブランドでそろえる人も多いが,さしずめソフトでいうと,Googleファンであることは間違いなさそうである。また以前紹介したが,音声認識の技術も優れていて,他社のものと比較しても数倍認識率が高い。実際,Googleドキュメントというワープロソフトでは,その音声認識を使った入力ができるようになっている。同音異義語の多い日本語を認識するには,高度な技術が必要であるが,それがほぼ認識できている。Microsoft,Apple,Adobe等,ソフトを作成している会社はあまたあれど,その中でもGoogleはひとつ抜きん出ている感がある。そのGoogleから,最近Googleレンズというアプリが提供された。これは,iPhoneやAndroid等,携帯電話向けのアプリである。調べたい物をGoogleレンズで撮すと,名前を教えてくれるソフトである。最近,道ばたに咲いている草花の名前を知ろうと思い,図鑑で調べるのであるが,載っていなかったり,類似した物が多く,どれがその草花に該当するか迷う場面が多々ある。また,Googleレンズ以前にも,植物の名前を調べるアプリはいくつか存在した。しかし,認識率が悪く,全く関係の無い花の画像が出てきてきたりして,実用化できるレベルではなかった。そこに,Googleレンズなるものが登場した。音声認識率が高いGoogleの作成したソフトだけに,ある程度期待を持ちながら活用してみた。認識率は,60~70%程度だろうか,色々な草花の名前を知ることができた。今,家の周りには,伸ばしに伸ばしてしまった草花が様々咲いている。とりあえずは,家の周りに咲いている草花の名前をGoogleレンズで調べることから始めて行きたい。

2020年5月17日日曜日

Stadia(GoogleGame)について

皆さんは,Stadiaというゲームサイトをご存じだろうか?これは,Googleが開発したゲームサイトで,ある程度古いパソコンでも,ネット環境がしっかりしていれば,最新ゲームができるサイトである。非力なパソコンで最新ゲームというと疑問符がつくが,3D処理は自分のパソコンでなく,ネット上で繋がったサーバー上で行うことで,高速化を図っているということだそうだ。これによって,ある程度非力なパソコンでも,最新ゲームを行うことができるようになる。さらに,ネット環境を使うことで,わざわざゲームを購入することなく,ネットに繋がっているだけで,好きなゲームをプレイすることができる。自分は,ゲームはしないのであるが,この発表を聞いて驚愕した。というのも,この技術を使うと,高性能なパソコンは,必要なくなるからである。高速なネット環境(光通信)を整えるだけで,最新のアプリを使用することができるからである。この技術を生かすと,MicrosoftOfficeも,AdobeのPhotoshopやillustratorも,ネット上のサーバーで処理して,作業ができるようになる。まだ,それをするかは発表はないのであるが,いずれはそうなるようになると思う。そして,それが実現すると,パソコンに高性能な機能は必要しなくなり,パソコンは簡単な構造になると思う。パソコンの値は下がり,いろいろな会社から様々な機種が乱立することになる。さらに,アプリは単体での発売はなくなり,ネットを介して操作できるネットアプリになり,定額制へと移行していくと考えられる。その方が,その方がアプリ開発会社は,毎月利益を得ることができるからである。Stadiaというゲームサイトに関する記事を見ながら,そんなことをふと頭によぎってしまった。

2020年5月5日火曜日

ゴールデンウィーク中のノルマ

昨年の春から夏にかけて,ホームページ作りに取り組んだ。使ったのは,Wixというソフトで,無料のネットアプリである。ネットアプリに関しては,以前このブログで紹介したが,ブラウザー上で動くアプリである。故に,使うOSにも機種にも依存しない。今後は,このようなネットアプリが主流になっていくと考えられる。そうそう,ホームページを作成したという話だった。最近のソフトは,大体直感で使える物が多いが,Wixは少々慣れが必要である。特に,作り始める所が分かりづらい。通常,ホーム画面では,自分が作成した色々なページに飛ぶようにするのだが,その設定が分かりづらかった。また,更新履歴が分かるように,表を作成したのだが,これも難しかった。さらに,昆虫図鑑,植物図鑑(図鑑というたいそうな物ではないが・・・)を作成したときも,パソコンの中から自分が撮った写真データを取り出すのであるが,この設定も難しかった。とにかく,したいと思っていても,それをどうやって実現するか操作の仕方が分からないために,その度に悪戦苦闘することになるのである。まあ,しばらくするとある程度は慣れるのであるが・・・。昨年は,夏休み期間を利用し,なんとか簡易的なホームページを作成することができた。それから,1年。ほぼ,ホームページは更新されず,放置状態であった。ゴールデンウィーク期間,暇だったので,ホームページを更新しようと思い作業に取りかかったのだが,ホームページアドレスすら忘れてしまっていた。やっとホームページにたどり着いたかと思ったのもつかの間,ログインの仕方も忘れていた。なんとかそれも,クリアーし,編集画面に入れたものの,表や写真の増やし方も忘れていた。とにかく,何もかも忘れてしまっていて,作ろうにもそれまでに至る過程で悪戦苦闘している状態である。しかし,このゴールデンウィーク期間中に,昆虫図鑑の中の虫を少し増やしたいので,そこだけは更新したいと思う。ただ,できるかどうかは,私の能力次第なのだが・・・・。

2020年5月3日日曜日

フリーマーケットマトリョーシカ

初めて,ヤフオクで買い物をした。買った物は,FinePix jx700というデジカメで,2500円ほどした。発売当初は,数万円するデジカメも中古になると,こんなに安く買えるのかとびっくりした。それで,購入の手続きを進めていった。すると,送料が1100円程することが判明。どうするか迷ったが,結局買うことにした。数日後,我が家にデジカメが届いた。早速,箱を開けてみると,ほぼ新品のデジカメが入っていた。しかし,入っていたのはそれだけで,充電コードが入っていないことが判明した。喜びもつかの間,がっかりしてしまった。気を取り直して,今度はコードだけ購入することにした。1000円に100円程の送料がついていた。デジカメと合わせると5000円程になるが,まあ5000円だったらいいだろうということで,ポチッと購入ボタンを押した。数日後,コードが届いた。これで,充電できると思い箱を開けると,コードだけ入っていて電源タップ(コンセント差し込むもの)がついていなかった。それは,まさにマトリョーシカ状態であった。これにはさすがに,がっかりしてしまって,肩の力が抜けてしまった。また,電源タップを探せばいいのであるが,これまでの出費を考えると,購入するかどうか思案中である(>_<)。
追伸
先日,ヤフオクで同じ機種で検索をかけると,すべて整った状態で5000円で売っていた。貧乏人の銭失いではないが,安いからといってすぐに手をつけると,後悔することなのかもしれない・・・ということなのかもしれない。

2020年4月26日日曜日

書画カメラ Part2

以前,職場の先輩から書画カメラをもらったことを投稿した。実は,その書画カメラにはSDカードポートが取り付けれていて,カメラで写した画像を取り込めるようになっていた。しかし,私はSDカードを持っていなかった(実はあったのだが,その存在すら忘れてしまっていた)。それで,近くの電気店に行き,8GBのSDカードを購入し,差してみた。しかし,うんともすんとも動かなかった。再度電気店に行き,なぜ動かないのか聞いてみると,古い機種には容量制限があり,128MBや256MBまでしか対応していない物もあるとのことであった。本当かなあと思いつつも,その場はそれで店を出ることにした。その後,書画カメラを使っていると,カメラで撮った画像を保存できればどんなにか便利になるのにと思い続けていた。先々週だったか,暇だったので,試しに256GBのSDカードを注文することにした。1週間後,SDカードが我が家に届いた。次の日,早速書画カメラれに入れて試してみた。すると,書画カメラで撮った画像が保存できた。それは,感動という言葉があてはまる場面であった。画素は,80万ととても低いが,カメラで写した画像を拡大したり,保存したりできるようになり,ますますこの機種に愛着が増してきた。

データの管理について

皆さんは,データの管理をどのように行っているだろうか。データの管理は,大きく分けると,ジャンルごとに分ける場合と年別に分ける場合の2種類あるように思う。データ量が少ない場合,その多くはジャンルごとに分けられることが多い。その方が検索しやすいからである。しかし,データが多くなると,その管理がややこしくなってくる。ファイルやフォルダー縦(フォルダー構造が深くなる。)や横に広がり,作ったはいいものの,再度そのデータを利用しようすると,どこに保存されたのか分からなくなるからである。それで,ファイル検索を使うものの,結局目的のデータを見つけることができず,新たに作り直さなければならないこともある。そこで,私は,データの管理を年別とジャンル別に併用して行っている。初め,年度別にフォルダーを作成し,その中ではジャンル別に分けるといったファイル構造である。しかし,この場合でも,横に広がりすぎたり,縦に深くなりすぎたりする問題は生じてくる。そこで,よく使用し重要度が高い物は,フォルダー構造の一番先(年度別のフォルダー)と並べるように作成している。こうすると,必要なデータをすぐに見つけることができるようになる(これも増やしすぎると,逆にファイル構造を複雑にするだけである。重要度が高い物を3~4個程度にするとよいと思う)。私が考える理想的なファイル構造は,縦にも横にも広がりすぎない正方形のツリー構造が最もよいと思う。データが増えると,正方形の形も増えていくが,それぞれのデータ自体は広がりすぎず,検索しやすい状態になるからである。まあ,これはあくまで私個人の話なので,データの管理はそれぞれあると思う。皆さんのデータ管理について,ぜひ聞かせていただきたい。

2020年3月15日日曜日

企業への電話

最近,検定への応募や製品の仕様について,企業に電話をする機会が何度かあった。1つ目は,科学検定への応募についてである。昨年も行ったが,1年たつとまるっきり忘れていた(年々,記憶力の低下が激しくなっている・・・(>_<))。それで,応募の仕方や締締切日,名簿の作成の仕方等,何度か連絡をした。何度も連絡をしたので,先方は辟易していたのかもしれないが,なんとか応募することができた。2つ目は,印刷機である。最近,学校にある印刷機の調子が悪く,裏面を印刷する際重層が置き,その度に印刷機が停止した。これを解決するために電話をしたところ,紙を置いてある所の上に丸いレバーがあり,通常は9時の方向に設置されているが,重層が発生した場合は右に回す(10時や11時の方向)とよいと言われたので,早速そのように設定したところ,症状がかなり改善した。しかし,担当の方で修理をたのんでいたらしく,紙送りの部分を交換したところ,重層は起きなくなった。三つ目は,ジャストシステムの花子の件である。花子は,図形作成ソフトで,複雑な図形を作成するのにとても重宝するソフトである。ただ,地図を作成する際,中抜き道路(両側に線があり,中は白色)が作成できなかったので,どうにかして作成できないか電話をしたところ,「一度太い線を引き,その上に細い線を重ねることで,擬似的にできますよ。」との回答であった。それじゃあ,二度手間になるなあと思いながらも,それ以外にできないということだったので,感謝の言葉を添え,電話を切った。それぞれに,解決できたり,できなかったりしたが,製品の使用についていろいろ聞くことで,自分の中では満足感があった。それは,頭の中でもやもやしていたものが,雲が晴れ,日が差してきたような感じだった。

お気に入りの物

最近,古い物に興味を惹かれる。大掃除をしたとき,それまで存在さえ知らなかった物が出てくることがある。それは,10年前だったり,事によると20年以上前の物だったりする。色味や形が奇をてらっていて,原色が使われていたり,形も凝っていたりする。最近は,デザイン性を考慮している製品が多い。その為,色や形においてもシンプルな物が増えている。結果,色や形は多少異なるけれど,全体的には類似した商品になってしまっている。それに反するかのように,昭和に作られた物は,それぞれに個性があり,一際輝いている物が多い。以前,実家に行った際,テーブルの上に小物入れが,置かれていた。それは,濃い色が使われていて,ステンドグラスのようだった。形も切り子のようなカットが使われていたおり,見たとたん心を引きつけられた。とてもいいデザインだったので,母親に「もらっていい。」と聞くと,「2こあるからいいよ。」と言われた。なんでも,その1つは祖母から買ってもらったものらしい。それで,1こもらって帰ってきた。これで,お気に入りがまた一つ増えたことになる。物は何も語らないが,そこにあることで,小さな幸せを感じる今日この頃である。


2020年2月12日水曜日

ミニマリズム

最近,ミニマリストについて考えることがある。いろんな物に囲まれて,探し物をしている時間が長いからである。誰だったか,「人生の大半は探し物をしている時間である。」なんて言っていたが,私もその一人である。て言うか,大量消費時代の昨今,どの家でもそうした状態なのかもしれない。これでは,いけないということで,年末から年始にかけて,タンスの整理をした。引き出しをひっくり返して,必要な物とそうでない物に分けていった。中には,高校時代部活動をしていたときに来ていたユニフォームだったり,社会人になって職場でそろえたTシャツなども出てきた。それぞれに思い出があり,捨てるまでふんぎりがつかなかった。結局,思い出という諸事情により,処分できたのは5分の1程度であった。そこで考えたのであるが,処分できないのであれば,買わなければいいという結論に至った。家にあるものは,買わない。例えば,はさみ,カッター,封筒,下着等々,まだある物は買わない。そして,使えなくなった時,処分すると同時に購入する。こうしたサイクルで商品を購入すると,物に埋まることはない。これからは,このルールを守って,買い物をしていきたい。

差し込み印刷について

年末だっただろうか。仕事で差し込み印刷を使う機会があった。というのも,昨年本校から転出した児童が多く,その書類を送るのに手間がかかったからだ。転出児童は,全部で10名程であったが,住所を調べ,封筒の表書きをしたり,返信用封筒を同封したりして,結局2日ほどかかってしまった。これは,効率的ではないなと考え,パソコンで宛先を印刷できないか,ネットの中をいろいろ探していた。すると,ワードの差し込み印刷は,まず住所録を作る(ワードの差し込み印刷タグ内)こと,その後印刷する封筒のサイズを決めること,最後に先ほど入力した情報を,どこに印刷するか指定すること,この3つを指定すると,印刷できるようになることが分かった。なに分,はじめてのことだけに,最初はどういう設定をすればいいか全く分からなかった。ただ,そうした時はYouTubeで検索すると,大概それに関した動画が紹介されている。それで,YouTubeを見ながら,差し込み印刷の設定をしていった。かれこれ,1~2日かかっただろうか。ついに,差し込み印刷ができるようになった。これで,相手先の住所さえわかれば,プリンターを使って簡単に印刷できるようになる。この差し込み印刷の最もよい点は,以前入力した情報があれば,再度入力しなくてもいい点である。宛先が同じ場合,その学校を指定さえすれば,すぐに印刷できる。これまでできなかったことが,できるようになってなんとなくすっきりした気持ちになった。