2015年4月25日土曜日

洗濯機が壊れた!

先週,洗濯機の近くを通りかかったら,上の方から針金の様なものが出ていた。「なんで,こんな所に?」と思って見ると,それはパッキンを抑えている針金だった。ただ抑えているものだから,すぐに直せるだろうと,始めのうちは高を括っていた。それから,パッキンを少しずつずらして,針金をその間に入れていった。しかし,これがどうもうまくいかない。そのうちに,左右からも針金が外れ,もっとひどくなった。「これは,いよいよヤバいことになったぞ。」と思い,ドライバーを持ってきて,前面のカバーを外し,直そうとした。申し遅れたが,私の家の洗濯機は,ドラム式である。前面に蓋があり,それを閉めると縦に回転し洗濯が始まるそれである。蓋には,4つのネジが付いていた。少し硬かったが,なんとか外すことができた。その後,前面のカバーを外しにかかった。カバーには,8つのネジが付いていたが,比較的簡単に外すことができた。順調,順調,これでカバーが外れずはず・・・。と思っていたら,カバーに手をかけてもうんともすんとも・・・。他にネジがないのかなと思って,周りを見てみると,それらしきものはない。なんども試してみたが,うんともすんとも動かない。仕方がないので,外したネジを元に戻して,またパッキンの中に針金を入れていった。そしたら,今度は,なんとかきれいに針金を戻すことができた。これで治ったかも・・・?と思い,妻に洗濯をするように頼んだ。最初の2〜3分は,順調だった。私の腕も中々のものだなと思った瞬間。洗濯機から水が滝のように流れてきた。びっくりするとともに,タオルを持ってきてその辺りじゅうを拭かなければならなくなった。水は,前面だけでなく,洗濯機の裏にまでこぼれていたので,そこも拭かなければなならなかった。しかし,重い洗濯機の上に,洗濯物と水が入って行ったので,ビクともしなかった。渾身の力を込めて動かすと,5㎝ほど動いたので,それを何回か繰り返し,洗濯機の裏に自分が入るスペースを作った。そこは,洗濯機を買って掃除をしていなかったので,埃が溜まっていたり,こぼれた水が落ちて,所々カビていた。水や埃,カビなどをタオルを使って,拭いていくうちに,汚かったところがきれいになった。洗濯機は壊れたが,これはこれでよかったなと思ったりもした。次の日,電気屋に行き,修理の依頼をした。すると,火曜日には来ることになった。日曜日に壊れたので,素早い対応だった。そして,火曜日に電気屋が来た。しかし,案の定,パッキンの交換を告げられ,部品の注文するため結局修理するのは土曜日になった。そして,今日,電気屋の人が,修理にやってきた。私が悪戦苦闘したように,電気屋の人も前面のカバーをはずずのに苦労していた。しかし,そこは,さすがプロ。1時間ほど格闘したのち,見事修理することができた。1週間ぶりに,自宅の洗濯機が動いた。もちろん,私もうれちかったが,それまで,ぶつぶつTweetしていた妻が喜んだのは言うまでもない。ちなみに,修理代は,1万7000円程,高かったのか安かったのかは分からない。

2015年4月12日日曜日

地理的な距離と経済的な距離

先週,息子が,東京に旅行に行った。目的は,息子風に言うと自分探しだそうである。若干20歳,本人なりに考えるところがあるのかもしれない。話は少し変わるが,その時マイルを使って東京まで行った。旅費は,0円である。息子のためにマイルの設定をしていると,早割りなるものを見つけた。マイルを使わなくとも,早めに予約を取れば,鹿児島から東京まで片道11000円程で行けるらしい。往復で22000円,そんな値段で東京旅行ができる時代になったのである。その時,ふと自分の頭にこんな考えが浮かんだ。福岡まで自動車で行くと,往復でガソリン代が10000円,高速代が10000円,途中休憩でパーキングエリアによると,その時にもジュースや軽食などの出費もかさむ。つまり,東京に行く経費と,福岡に行く経費がほぼ同じになってきたのである。パーキングエリアの活用が多いと,場合によっては東京の方が安くなることもある。東京,福岡,この二つを天秤にかけるとどうだろう。人によって違いはあると思いが,東京に行きたいと思う人が多いと思う。となると,地方都市はますます沈下し,東京への一極集中がますます現実化する時代になったのだなとそう感じた。

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