2012年6月30日土曜日

日常使う物は,3つあればいい!

日常的に使う物は,3つあればいい。シャツ,ズボン,靴下,下着等,日常的に使うものは,多く見積もっても5つで事が足りる。でも,タンスをひっくり返してみると,それ以上にものが溢れていることに気づく。不都合なのは,あまり気に入っていない物が上にあると,ついついそれを選んで着てしまうことである。中には,もう履くことのできないズボンやゴムののびたパンツなんかもある。私は,元来,学者に憧れていたこともあり,自分の身の回りに無頓着だった。そんなものだから,若い時分には,穴の開いた靴下を,そのまま履いていっても,なんら気にすることはなかった。しかし,40も半ばを過ぎると,さすがにそれではいけないなと感じるようになった。体も巨漢なので,身なりまでおかしいと,人に与える印象が悪いと感じるようになったからだ。そう考えると,やっと人並みになったのかもしれない。最近,話題になったこんまりさんではないが,「使っていない物は,全捨てしようか。」なんて思っている。

2012年6月23日土曜日

お気に入り06

皆さんには,買ってきた商品にシールがついていて,その粘着力が強くて,シールの跡が残ってしまったという経験はないだろうか。たいがいの場合は,何分か格闘して,薄くシール跡が残った状態で,何とか満足して使ってはいないだろうか。私も,その類いであった。また,シールはがしという商品が市販で売られているが,それを使っても,うまくシールがはがせない状態が続いていた。それが,何年か前に,文房具屋に立ち寄ると,とってもクリーナー(デビカ)なる商品が売っていた。これは,私にとって,革新的な商品だった。これまでの商品は,シールははがせます,しかし跡が少し残ります程度だったが,この商品は,スプレーをしたら,シールとなっている部分がだまになり,それをティッシュで拭き取ると,シール跡がなくなるのである。価格は,300円と手頃だし,何度も使用することができるので,結構重宝する。それで,家の中にいろいろな所にシールを見つけては,このとってもクリーナーを使って,シールはがしにいそしんでいる。(って,家の中にはそんなにシールはないが・・・。)

デビカ・とってもクリーナー

2012年6月9日土曜日

小さき頃02

小学校の頃,海の近くの団地に住んでいた。その団地の空き地に,父と母が野菜を植えていた。小さい頃だったので,とても広く感じたが,実際はそうでもなかったのかもしれない。暇があると,2人して畑に行き,そこで大根や人参,カブなどの野菜を作っていた。両親ともに植物に興味があり,庭に花を植えたり,野菜作りをしたりしていた。私たち兄弟は,そこにいって手伝いをするわけでもなく,畝と畝の間を跳んだり,鬼ごっこをしたりして遊んでいた。兄弟が多かったので,おもちゃは少なかったが,自然にあるものを使って遊んでいた。少し退屈そうだと思うだろうが,人が多いということは,それだけで楽しいのだ。両親は,野菜が大きくなると,私たち兄弟に見せて,「これが人参だよ。」と教えてくれたりした。私たち兄弟は,生活の中で,野菜に対する知識を付けていったように思う。2年程前,その団地に行ってみた。私たちの住んでいた家は,空き家になっていた。そして,玄関には,何かは知らないが,植物が生えていた。畑はその奥にあったので,多分にもう植物で覆われているのだと思う。そうした光景を見て,昔の記憶がよみがえるとともに,何か大切な者が失われたようで,とても悲しい思いがした。
 

2012年6月4日月曜日

どっこいSONYは生きている!

昨年の統計では,SONYが大幅赤字だそうだ。その額も大きく,一千億円単位だと言う。あまりにも巨大すぎて,想像するのが難しい程だ。それで,雑誌には,SONYの凋落などと言うタイトルがつけられている。内容を読むと,SONYの失敗の原因について,メディア戦略と,分社化が上げられている。分社化については,確かにそうかなと思う節もあるが,メディア戦略に関しては,間違いだと思う。ソニーは,ソフトを充実するために,ハリウッドの映画会社の買収やアーティストの育成に努めてきた。そのため,今日本で売れているアーティストの多くは,ソニー関連の会社から出ている。そして,これらメディアから得られる利益は,ソニーのドル箱となっていくと思う。大量生産されるハードは,価格が下がり,そこから得られる金額は,だんだん小さくなっている。先日,YAMADAに行ったら,32型の液晶テレビが5万円を切っていた。そこから,原材料や配送料を取り去ると,家電メーカーの利益はいったいいくらぐらいになるのだろうと思うと,想像するのが恐ろしいぐらいだ。また,テレビは,消耗品ではない。一度購入すると,10年は持つ。小さな利益を得るために,家電メーカーや量販店はかなりな体力を消耗しながら,売り続けているのである。これからは,ソフトの時代である。映画を作成したり,新人アーティストを育成することによって,そこから莫大な資金が得ることができる。今,スマートフォンでは,大量に映画や音楽がダウンロードされている,そしてその莫大な利益は,SONYに入っていっているのである。SONYの凋落!いやいや,どっこいSONYは十分生きていると私は思う。