2014年4月20日日曜日

BXD30

テレビを見ていると,アイフルのCMに,昔のバスが出ていた。もちろん,ノーマルというわけではなく,新しく塗装を施しているのだが,その姿がとても好印象であった(車体に書かれたアイフルという文字をのぞいては・・・)。最近のバスは,先鋭性を求めてか直線的な物が多いのだが,そのバスは曲線を多用したデザインだった。曲線は,見ている人に,柔らかな印象を与える。たくさんの人が利用するバスには,その柔らかな印象は,とても大切だと私は思う。見ている人に,「何となく乗ってみたい。」という気持ちを起こさせるからである。加えて,昭和世代には,自分が幼い頃乗っていたことから,親近感も湧いてくる。そのバスを見ていると,こうした車体を採用すると,バス離れと言われている昨今でも,利用者が増加するのではないかと思った。ネットで調べてみると,いすゞのBXD30という車種らしい。できれば,バスの設計者が,このデザインを再考し,現代版BXD30を製作してほしいと思った。