2024年2月25日日曜日

公共交通について

この前、所用で伊集院まで電車に乗る機会があった。所用といっても、飲み会なのであるが・・・。電車代は、380円。鹿児島市から伊集院までは、10km以上離れている。その区間が380円ということは、相当安いと思われる。ガソリン代が高騰している今、車と比較してもトントンなのかもしれない。そこで、こんな考えが浮かんできた。地方都市において、都市間交通は電車で、都市内(区域内)交通は、バスを利用するという考えである。バスは、道路を利用している関係で、どこにでも路線が引ける。鹿児島市ー伊集院路線も存在する。しかし、長距離にすればするほど利用者は激減し、会社の赤字幅を増やす原因にもなっている。それを補填するため、地方公共団体から補助金が出されているのだそうだが、それは無駄な出費だと思う。それよりは、都市間は電車で移動し、都市内(区域内)はバスで移動する方が経済的だと思う。その為には、都市内のバス路線の拡充化を図らなければならない、できるだけ多くの地域をカバーし、時間も1時間に1本は通る様に編成すると、利用者も増えるのではないかと思う(バスの利用者が減少しているのは、路線の少なさと便の少なさが原因だと個人的に思う)。加えて、スマホでの利用もできるようにするとさらに便利になる。東京で使われているSuicaと同等な物を地方都市でも利用できる様にし、それが電車であれ、バスであれ利用できる様にすると、利便性はさらに向上する。利用者が減ることで、料金が増大していくこのながれを、利用者を増やすことで料金を据え置く、さらには下げていくことができるのではないかと思う。地方において、公共交通機関は赤字を垂れ流し続け問題になっているが、現代技術を利用し利便性を高めることで、黒字化できるのではないかと考えたりした。

Inkscapeは曲者?

 Scratchでプログラミングをする際、ボタンやイラストを入れたい場面がある。簡単なボタンやイラストを入れるなら、Scratchで作成することができるが、凝ったボタンやイラストを作成するとなると、illustratorの様な画像作成ソフトが必要となる。といっても、illustratorは現在サブスク(定額)となっており、Photoshop等の他のAdobe製品を合わせて月6480円もする。ただし、学生や教員は、なんと1738円で買える。それぐらいの値段だったら、買っても良さそうであるが、貧乏性な自分としてはなかなか踏ん切れないところである。それで、前回登場のInkscapeを再度勉強中である。このInkscape、無料なので素晴らしいのであるが、インターフェイスや使い勝手に少々くせがある。ふつう、ソフトといえば、なんとなく見た目で使い方が分かるのだが、Inkscapeの場合、細かな設定をするとなると、途端に分からなくなる。こういうときはYouTubeなのであるが、知りたい情報が解説されていなかったり、細かな部分の説明が省かれていたりして、なかなかうまくいかなかった。それでも、このソフトを使いこなせないと、Scratchでのソフト制作がうまくできないので、ここ2日間その習得に励んでいる次第である。図形を作成するとき、直線や四角、円(楕円)などは、簡単に作図することができる。問題なのは、曲線(ベジェ曲線)である。このベジェ曲線が使える様になると、難易度の高い図を作成することができる。花子でも、このベジェ曲線の体得に相当な時間がかかったが、Inkscapeでも同じ様にな問題に遭遇した。ただし、作り方は花子で体得しているので、大まかには分かるのであるが、花子での機能がInkscapeではどれにあたるのか分からずかなり苦悩した。曲線を作る際、起点となる部分(Inkscapeではノード)というのであるが、そのノードから曲線の傾きを変える(Inkscapeではハンドル)を表示させたり、新たに作成したりする部分が分からなかった。これができないと、滑らかに曲げたり、急に曲げたりすることができず、細かな設定ができなくなる。ああでもない、こうでもないと試行錯誤しながら、色々さわっていると、何となくではあるが簡単な図であれば作成できる様になった。昨日、マルヤガーデンズに行くと、Inkscapeに関する本がなんとたった1冊だけであるが販売していた。価格は2800円程したが、細かな設定が解説されているので買ってみた。これからは、本を読み本格的な絵が描ける様にしていきたいと思う。まあ、飽きっぽい私のことだから、いつまで続くかは疑問であるが・・・。

2024年2月23日金曜日

オブジェクト思考とは?

 先日、Scratchを始め、最近のプログラミングはオブジェクト指向で作成されていることをお伝えした。では、オブジェクト指向とは何かというと、プログラムはそれぞれ小さなプログラムが独立して動いていて、プログラム間の連携はメッセージ(スクラッチの場合)で連絡し合う構造のことを指している。具体的に言うと、プログラムはそれぞれが勝手に実行されている。でも、他のプログラムと連携をしたい場合がある。例えば、問題を出し正誤を判定したいときは、問題のスプライト(Scratchの場合)から正誤のスプライトへとメッセージを送る。正誤スプライトの中に、メッセージを受け取ったとき正誤を判定するコードを作成すると、正誤が判定されるという具合である。そして、正誤を判定すると、今度は正誤のスプライトから問題のプログラムに次の問題を表示しなさいとメッセージを送るといった具合である。Scratchを触り始めた当初、この構造が全く分からなかった。小さなプログラム(Scratchの場合は、スプライト)と呼ばれる所にコードを書いていくのだが、一番初めのスプライトの中に、全てのコードを書いてみたり、違うスプライトの中にコードを書いてみたり、中々うまくいかなかった。Scratchを使って3年半、やっとプログラムの書き方が分かってきた。使うほどに慣れるという言葉を聞いたことがあるが、まさにそれなのだと思う。

2024年2月19日月曜日

Scratchで、理科ドリルを作成しました。

 昨日の練習問題を活用し、理科のドリルを作成しました。基本の型ができたので、問題と答えを入力するだけで、ドリルが簡単に作成できます\(//∇//)\。 https://scratch.mit.edu/projects/967928437

2024年2月18日日曜日

Scratchで練習問題アプリを作成中!

 Scratchで、図入りの練習問題アプリを作成中٩( ᐛ )و!これができれば、市販のアプリと遜色のない物が作成できます。あくまで、作成できればの話なのですが・・・。

練習問題(教育ソフト)

2024年2月15日木曜日

最良の携帯とは03

 昔、Intelの対抗馬として、Transmeta社からcrusoeというCPUが発売された。その当時、Intelは、Pentiumというcpuを販売していた。ただこのcpuは、性能を重視するあまり、電力をたくさん消費した。デスクトップであれば、問題ないのであるが、ノートだと電力をたくさん消費するために、動作時間が制限される問題がある。この問題を解決するために、crusoeが開発された。これは、行われる処理の大きさに合わせて、cpuの動作クロックを可変させるという、それまでにはない画期的な構造のcpuであった。一頃、ネットや雑誌などでは盛んに取り上げられ、Intelを脅かす新たなcpuとして紹介されていた。このように、絶賛されて世に登場したcrusoeなのであるが、その後Intelのcpuに比べて、思ったほど性能が出ないことが判明し、人気に少し翳りが出た。また、王者Intelは、登場するや否やこのcrusoeを潰しにかかった。PentiumMという省電力cpuを出すことで、crusoeの長所を奪いにかかったのだ。Transmetaもefficionという新たなcpuを出してきたものの、これまた性能面に課題が残った。そのうち、資金繰りが悪化し、結局のところ会社は倒産することになる。世の中には、優れた技術はあるものの、普及することなく消えていく物がたくさんある。現在携帯では、snapdragonというSoc(パソコンでいうところのcpu)が主流であるが、このTransmetaが残っていたら、性能重視ではなく連続使用時間重視のまた違った携帯が発売されていたのかもしれない・・・。

2024年2月11日日曜日

Scratchは、子供が使うソフト?

私は、Scratchというソフトを使って、アプリを作っている。スクラッチは、解像度が横480ドット、縦360ドットしかない。昔のブラウン管テレビでも640×480なので、基本ドットが目立つ仕様になっている。その画像の荒さから、プログラム言語として使用している人が少ない感じがする。実際、私もそうだった。ただ、それ以外の面では、非常に優れたソフトである。まず、小学生でも使えるように、プログラムがブロックで作成できるようになっている。コードではなく、目で見てプログラムが組めるので、より直感的に使用できる。プログラムは、それでも組むのは難しいのであるが・・・。また、スプライトと呼ばれる画像にいろいろな命令を入れることで、絵を動かしたり、変形させたりすることができる。プログラムも、スプライトごとに命令を入れていくので、動きを確認しながら作成することができる。このひとまとまりごとに作成するプログラムのことをオブジェクト指向といい、最近ではオブジェクト指向型のプログラムが主流となっている。そういう意味では、Scratchは時代のニーズに合わせたプログラミング言語ということができる。加えて、拡張機能として、ペンで絵を描いたり、曲を作ったり、内蔵カメラを使ってゲームも作成することもできる。この拡張機能、普通に命令として載せておけばいいと思われがちであるが、拡張機能として別画面にまとめることで、通常使用できる命令が画面に溢れることなく、使いたいものが簡単に使用できるようになっている所が、素晴らしいと思う。初心者にとって、機能がいっぱいありすぎると、何から手をつけていけばいいのか分からなくなるからである。また、冒頭から解像度の問題があると言っていたのであるが、解像度が低いとデータ量が小さくなり、ネット上でも簡単に閲覧することができる。加えて、解像度が低いのは、JPEGやPNGデータだけで、SVGにすると拡大・縮小しても見栄えを変えずに綺麗に表示することができる。ソフトとして、見た目にこだわりたいのであれば、SVGでデータを作成すればそれなりのものができる。一般的に、Scratchは、子供が使うソフトと考えられがちだが、機能面といい、ソフトの作りやすさといい、工夫をすればかなりこったプログラミングを組むことができると思う。

席替えソフト(Scratchで作成) 

2024年2月6日火曜日

給料が上がるということ!

 先日、イオンモールの定食屋に入ると、とんかつ定食が1500円した。支払いをするとき、高いなと声には出さなかったけれど、頭の中にそんな考えが湧いてきた。つい1〜2年前だと、1000円程だったので、1.5倍上昇している。小麦等、アメリカの物価高に押されて、食品の値段が急激に上がっている。この物価高に合わせるように、賃金を上げようという動きがある。給料が上がることは、すばらしいと思われそうだが、これには少しカラクリがある。給料が上がるにつれて、物価はさらに上昇する。すると何が起きるかというと、お金の価値が下がってくるということである。100万円貯金をしている場合、物価が1.5倍上昇すると、相対的な貯金額は75万ということになる。つまり、何をしなくても25万円分お金の価値が下がることになる。貯金額が大きくなればなるほど、その目減りは高くなっていく。借金がある場合は、その逆転現象が起きる。100万借金があるとすると、25万お得になる。ちなみに、給料が1.5倍上がった場合なのだが・・・。と考えると、今の時代貯金をするのではなく、借金をすることが相対的にいいことになる。パソコンは昨年購入したので、今のうち何か高いものを買っておいた方がいいのかもしれない・・・。