2010年5月26日水曜日

ねむい,ねむい,ねむい

春眠,暁を覚えずという諺があるが,春はそれほどに眠いらしい。6月を迎えようとしている昨今,春と呼ぶには少し遅すぎる感もある。しかし,40も半ばを迎えようとしている今,睡眠について考えることが多くなった。若い時分は,根性で乗り切る。なんて,がんばっていたのだが,この年になると,そんな気持ちはあるのだが,体力がついていかない。朝起きたとき,倦怠感が残っている場合がよくあるのだ。午前中は,何とか乗り切れるのだが,午後から頭痛がひどくなり,帰るときになると全く動けなくなるときがある。その頭痛だが,どうも睡眠時間が短いときに限って,ひどくなるような気がする。いやそうじゃない。睡眠時間というよりは,睡眠の深さに関わっているように思う。何時間寝ても寝たりない時もあるし,少ししか寝ていなくてもたっぷり寝た感じがする時がある。と考えると,深い睡眠をとるための方法について考えていく必要がある。その一つに,運動があるのだが,頭痛が始まると,体を動かすのもつらい,それで家に帰って寝るのだが,体を動かしていないので眠りが浅い,眠りが浅いと頭痛がひどくなる。頭痛がひどくなると,体を動かせない。なんだか,負のスパイラルに陥っているような気がする。隙間の時間を有効に使う。なにより,それが大切なのかもしれない。

2010年5月16日日曜日

昭和世代の懐古趣味!

最近,家庭用品を買うことが多い。そのほとんどが,衝動買いなのだが,何に心を動かされるのかというと,それは懐古趣味による物が多いことが判明した。元来,お金を使うことがほとんどない私だが,昔使っていた物を偶然見かけると,何だか欲しくなる。今日,何気なくテレビを見ていると,昭和レトロの物がおいてある百貨店のことが報道されていた。その中で,亀の子たわし,ハエ取り紙,ちり紙,洗濯板等,私が子供の頃よく使っていた物が紹介されていた。懐かしいなと感じるとともに,欲しくなった。なんでも,その百貨店は,少し古くさい店の表構えに反して,黒字経営だそうである。購買意欲の下がった現代は,人々の持つこうした懐古趣味を生かすのも一つの方法なのかなと,テレビを見て感じた。そうそう,その中ででてきた洗濯板。私も一つ買ってみたいと思う。

2010年5月14日金曜日

小さきころのものは,より小さい!

何年か前,実家に帰省した際,小学校時代に住んでいた住宅に行った。それは,町から少し外れた場所で,道沿いの小高い所から,少し海側に下ったところにあった。住宅に入るには,後にも先にもこの坂道を通らなければならない。小さいころは,この坂道がとても急だったような気がした。しかし,実際に通ってみると,昔の印象よりもずっと小さく,短かった。こんなに短かったっけと,不思議に思ったぐらいである。私たち家族が住んでいたのは,その道のつきあたりにあった。30年も前のことだったので,もしかするともうなくなったのではないかと思ったが,あるにはあった。しかし,やはり相当に痛んでいた。また,大きさもイメージしていたものの,半分くらいの大きさで,なにより増築した部分は,軒先から作ったため,高さがとても低い感じがした。こんなところに住んでいたんだと,思った。抱いていた記憶とは,小さい家を見ていると,何だか自分も大分年を取ったのだなと感じた。

2010年5月8日土曜日

不思議な国のウサギ!

不思議な国のアリスの物語の中に,首に時計をかけているウサギが出てくる。時計をかけているだけに,「いそがしい,いそがしい。」といつも言っていて,時間に追われている。物語を見たときは,風変わりなウサギだなと思っていたが,今自分の生活をふり返ると,まさにそのウサギのような気がしてきた。常に時間に追われ,仕事をしている。まあ,それは,てきぱきと仕事をしない私が悪いと,若い時分は自分の方に矛先が行っていたのであるが,最近,そうではなく,単純に仕事が多いのだと考えることがある。一つの仕事が終わったら,次の仕事,そして次の仕事と,まるでエンドレスの波の様に押し寄せてくる。忙しさの中で,そのことを考えずに,日々過ごしている。何よりいけないのは,仕事が優先され,生き甲斐そのずっと後にされていることだ。これからは,自分のために,人生を歩んで生きたい。って,できるのか?

2010年5月5日水曜日

砂時計

先日,マルヤガーデンズで砂時計を買った。なぜ,今砂時計なのかと,不思議に思う人もいると思う。それには,いくつか理由がある。一つは,仕事場にたまたま砂時計があり,何気なく使ってみた時の印象がよかったからだ。砂時計なので,当然砂が落ちるのであるが,その様がゆっくりと時を刻んでいるように見え,なぜだか心が和んだ。もう一つは,映画の砂時計をみたからである。ストーリー的には,それほどよかったというわけではなかったのだが,若い人たちの恋が描かれていて,それが私の琴線に触れた。そんなこんなで,砂時計を探していたが,意外に売っている店が見つからなかった。一度は,文房具屋に行って,「砂時計がほしいんですけど。」と言ってみたが,店員さんから「今時,砂時計。」というような対応で,あまり熱心には探してくれなかった。そんなこんなで,しばらくあきらめていたが,マルヤガーデンズの文具屋で,たまたま見つけてしまった。価格は,800円程度,どうしようかなと悩んだが,結局買ってしまった。しばらく使ってみて,使えるようだったら,1分計,5分計と,買い足していこうと思う。

2010年5月2日日曜日

マルヤガーデンズ

新しい物好きの私は,新しいものが出たり,できたりすると,すぐに行ってしまう。それで,昨日,鹿児島市にあるマルヤガーデンズに行ってきた。全体的な骨格は,旧三越のものをリニューアルしただけなので,期待という言う意味ではそれほどではなかった。店内に入った最初の印象は,モダンだなと思った。モダンという言葉自体が少し古めかしいが,デザイン性あふれる構えで,東京の店にいるようだった。中でも,私のお気に入りは,5,6階にある本屋である。まず,驚かされるのは,蔵書の数である。たぶん,鹿児島1,いや九州1かもしれない。それほど本や雑誌がたくさんおいてある。そして,店内のあちこちに椅子がおいてあり,気に入った本があると,そこで読むことができる。気に入ったら買えばいいし,そうでなかったらほかの本を探せばいい。とにかく,ゆったりと本を読むことができ,本が好きな人には,まさに楽園のような空間であった。雑誌を取り,何冊か読んだが,結局買わなかった。それから,店内をしばらく散策し,本屋の横におまけのようにくっついている文具屋に入った。前から探していた砂時計があったので,バインダー式のノートと合わせて買った。買い物としては小額だが,少し気分が良くなって,店を出た。機会があったら,また行ってみたい。