2020年6月14日日曜日

無駄遣いについて

世の中,何をするにもお金が必要である。食事,飲料,衣類,趣味等々,何かしようとすると,それに伴って料金が発生する。それを補うために,給料が支払われている。月々の給与に合わせて,私たちは活動することになる。しかし,50ともなると(正確には53才なのだが),これは必要なかったのではと思う物がたくさんある。その代表的な物は,衣類である。下着は10枚程あるし,ポロシャツもそれと同等存在する。それに加えて,ジャージ,ズボン,靴下等々,衣類だけでも使わないでタンスに眠っている物が相当数ある。使わないで眠っている物の金額を総計すると,10万以上あると思う。また,カメラに至っては,ビデオカメラ1台,デジタルカメラ1台,デジタル一眼が2台,ドローンも広い意味でカメラと捉えると1台。加えて,パソコンは,iMacが1台,ウィンドウズが5台ある。以前買った物を入れると,パソコンだけで6台所有していたことになる。これら全てが費用として消費されてしまった。これらの物を総額すると,200~300万円は下らないと思う。つまり,それだけのお金を無駄に使ってしまったのである。この年になると,こん後のことも考えていかなければならない。今ある物をできるだけ大切にして,少しでも経費削減に努めていきたい。ちなみに,毎日の缶コーヒー代,ビール代は400円程。もしかすると,これが一番の無駄遣いなのかもしれない。

仕事の見える化

仕事において,見えるということは,大切な事項である。仕事は,波のように次々と押し寄せてくる。その為,日々仕事をこなしていかないと,仕事はたまる一方である。仕事の内容もそうだし,日々生産される書類においても同様である。そして,溜まった仕事はだんだんと見えなくなってしまう。こうなると,仕事をしようにも,どんなことをしなければならなかったのかや書類を探す時間に,時間がとられてしまう。そうならないために,スケジュール管理をしたり,書類を分野別に分けたりして,必要な時にすぐに見られる状態にしておく必要がある。以前,このブログで,ミニマリストについて書いたことがあるが,彼らは必要な物をできるだけ少なくすることで,快適に過ごせるようにしている。職場における書類は,年で計算すると少なく見積もっても1000枚ほどはある。それを逐一取っていると,書類で机や棚は一杯になる。そこで,必要な物とそうでないものを分け,必要な物は分野ごとにファイルに綴じ,そうでないものは思い切って捨てるようにしている。仕事のスケジュール管理や書類の整理も共通しているものは,”見える化”である。何をしなければいけないか,どんな書類を作成する必要があるかを,見える化することで,素早く処理することができるからである。私も,原理的にはそのことを理解している。しかし,実際はと言うと,しなければいけない仕事を忘れていたり,机の引き出しには常に100~200枚程度の書類がたまっている。これではいけないということでまとめて仕事をしたり,書類の整理をしている状態である。これからは,仕事の見える化をすることで,計画的に仕事をしていきたいものである。

2020年6月7日日曜日

写実主義

10年程前,テレビのチャンネルをポチポチ変えていると,日曜美術館という番組が放映されていた。有名な絵画や彫刻,画家などを紹介している番組である。画面に変化が少なく,紹介する内容が淡々と流れていくので,長く見続けるには難しい内容だった。しかし,そんな内容であるにもかかわらず,一瞬にして目を捉われてしまった作家が紹介されていた。それは,野田弘志という人で,北海道に在住の作家だった。では,どんな作品を描いているのかというと,現代絵画に相反する写実主義で描いていた。写真が登場して,絵画において写実主義は敬遠されがちになった。絵で描いた物よりも,写真がより精巧だったからである。それで,ピカソ,ダリに代表されるような象徴的な絵画が主流になるようになった。しかし,ある物を精巧に描くという写実的な表現は,現代にも脈々と残っていたが,その番組の放映された当時は一部の人達には知られていたものの,一般的にはあまり知られていなかった。実際,私もその番組を見るまでは,写実に関しては知っていたが,作家や作品については全く知識がなかった。番組は,途中から見たのであるが,始めに見たのは動物の骨や置物を書いた作品だったと思う(10年前のことなので,なんともかんとも・・・)。その精巧さに心を捕らわれてしまった。それは,まさに写真と言っても過言でない程,細かな部分まで丁寧に描かれていた。また,人物を描いた作品もあった。それもまた,精巧に描かれていた。人の表情,肌の質感,全体的なバランス,全てにおいて完璧だった。それまでチャンネルをポチポチ変えていた指が止まり,番組を最後まで見続けてしまった。それぐらい,心を囚われてしまった。写実というと,写真と同義語のように捉えがちであるが,実際見てみると少し違っている。写真は,機械で撮しているので少し冷たい感じがするが,写実は人の手で描かれているので,写真的な要素の中に,人の心を感じられるのである。また,その絵画を人が描いたということで,人の持つ才能の素晴らしさを感じる所も,心を囚われる要因の一つであると思う。この野田弘志さんを筆頭に,写実によって作品を描いている作家は増えているように思う。これからも,いろいろな作家の作品に触れ,その素晴らしさを堪能していきたい。

Googleレンズ

Googleのサービスには,色々な物がある。代表的な物は,ブラウザーのChrome,YouTube,地図アプリなどがある。実は,このブログもGoogleが提供しているBloggerというソフトを使っている。家電製品などでは,好きなブランドでそろえる人も多いが,さしずめソフトでいうと,Googleファンであることは間違いなさそうである。また以前紹介したが,音声認識の技術も優れていて,他社のものと比較しても数倍認識率が高い。実際,Googleドキュメントというワープロソフトでは,その音声認識を使った入力ができるようになっている。同音異義語の多い日本語を認識するには,高度な技術が必要であるが,それがほぼ認識できている。Microsoft,Apple,Adobe等,ソフトを作成している会社はあまたあれど,その中でもGoogleはひとつ抜きん出ている感がある。そのGoogleから,最近Googleレンズというアプリが提供された。これは,iPhoneやAndroid等,携帯電話向けのアプリである。調べたい物をGoogleレンズで撮すと,名前を教えてくれるソフトである。最近,道ばたに咲いている草花の名前を知ろうと思い,図鑑で調べるのであるが,載っていなかったり,類似した物が多く,どれがその草花に該当するか迷う場面が多々ある。また,Googleレンズ以前にも,植物の名前を調べるアプリはいくつか存在した。しかし,認識率が悪く,全く関係の無い花の画像が出てきてきたりして,実用化できるレベルではなかった。そこに,Googleレンズなるものが登場した。音声認識率が高いGoogleの作成したソフトだけに,ある程度期待を持ちながら活用してみた。認識率は,60~70%程度だろうか,色々な草花の名前を知ることができた。今,家の周りには,伸ばしに伸ばしてしまった草花が様々咲いている。とりあえずは,家の周りに咲いている草花の名前をGoogleレンズで調べることから始めて行きたい。