2018年5月26日土曜日

ああ引っ越し,されど引っ越し!

3月,仕事の関係で徳之島に引っ越すことになった。これまでにも,何度か引っ越しの経験はしているが,今回は最悪だった。業者への連絡,荷造り,不用品の始末等,やる事は色々あった。前回の引っ越しから12年 経っているので,その間たまりにたまった不用品がどっさりあった。家とクリーンセンターの間を何度も往復し,その作業だけでも相当体力を使ってしまった。あらかた運び終わると,息子たちの机をどうするか迷った。思い出が詰まった物なので,1つだけでも持っていきたいと思った。色々と考えた結果,引っ越しの日に,リサイクル業者にきてもらうことにした。というのも,コンテナに乗らない場合は,業者に引き取ってもらえばいいと思ったからである。我ながら,中々いいアイデアだなと思っていた。そう,引っ越し当日までは・・・。4月2日,いよいよ引っ越しの日となった。しかし,トラックが家の近くまで来た時,道路に設置されていた鉄板が,トラックの重みに耐えきれず脱輪してしまい,仲間のトラックが来るのを待つことになった。結局1〜2時間ほどして,やっとアパートの前までたどり着いた。その後,婚礼ダンス玄関から出そうと試みるも,サイズが大きすぎて失敗。30分ほど格闘した末,垣根の上に持ち上げ,運び出すことにした。しかし,垣根は人の高さほどの木が生えており,婚礼ダンスなのでとても重く,大人6人でも四苦八苦して運び出した(その際,家具に木の幹が当たり,3cm程の穴が空いてしまった)。その後は順調に進み,なんとかコンテナ1台に収めることができた。ただ,息子たちの机は載せられなかった。ほどなくして,リサイクル業者がやって来た。これで全てが終わると思っていたら,業者の人が,「この机は,痛んでいますね。残念ながら回収できません。」と言った。その日家を出ることになっていたので,「それは,困ります。お金を出すので,リサイクルセンターまで運んでくれませんか。」と頼むも,「それは,業務以外の仕事なのでできません。」と頑なに主張。結局,リサイクル業者の人はそのまま帰ってしまった。今後の予定が大きくずれ,どうしようか考えていたところ,息子が何でも屋というのがあったというのを思い出し,そこに電話することにした。すると,当日にも関わらず,30分ほどで来てくれた。余計に経費はかかったものの,何とか机を処分することができ一安心した。今回の引っ越しを経験して分かったことは,引っ越しでは予定とは異なることが起きるということと,問題が起きても何とかなるということだった。しかし,しばらくは引っ越しはこりごりである。