2021年12月25日土曜日

さながら,映画館!

そうそう,昔買ったビクターのテレビにChromecast for google TVを買って付けたのであるが,そのテレビが調子が悪く,何度もアナログ回線になって見れなくなってしまった。今,アナログ回線は放送されていないので,俗に言う砂嵐が表示される。運良くホーム画面が表示されても,しばらくするとまた砂嵐状態になる。メルカリでリモコンまで買ったのに,これではお手上げである。調子が悪いので,だんだん使用回数が減ってきた。 新たにTVを買おうかとも思ったが,32型だと最低でも5万弱。ボーナスはもらったが,今年は出費が多くとても買えそうになかった。買うのは,来年かなと思いかけていた時,ふとこんなことを思い出した。それは,以前徳之島で買ったプロジェクターである。中古ではあるが,解像度も良く,音も出すことができる。それで,職場で使っていたプロジェクターを持ってきて,Chromecast for google TVをつないでみた。プロジェクターなので,80インチ以上の大画面になった。光量も強いので,距離を離すともっと大画面になる。スクリーンは持ってはいたが,黒板に貼り付けられるタイプだったので,壁に直接映像を映すことにした。電源を入れると,壁に映像が映し出された。80インチの大画面で見る動画は,とても迫力があった。特に,音楽や映画は,さながら映画館にいるようであった。その勢いを買って,Hueや玉置浩二の動画やブレードランナー2045などの映画を一気に見てしまった。TVが壊れてしまって,使わなくなってしまったChromecast for google TVであるが,ここに来てまた使用率が上がってきた。また,寝室に設置したので,寝ながら動画を視聴できるようになった。あまりにも快適すぎて,寝室にこもりっきりになりそうなぐらいである。そうそう,このプロジェクターの電力量を調べると,270W。パソコンに比べると,3倍以上の消費電力である。それで,光量は充分足りていたので,省エネモードに変換。それでも,180Wであった。消費電力を考えると,使用時間は減らしたほうがいいのであるが,快適性を考えるとそうもいかない。どちらを選ぶか思案中である(といっても,動画は見たいので後者にはなるが・・・)。

2021年12月5日日曜日

電気代の換算!

先週,電力量チェッカーを買ったことをブログに書いたが,今週もその続きである。その後,色々な機器につないで電力量を測ってみた。Surfaceのノートパソコンは60W程度,暖房は室温にもよるが,700〜800Wだった。iMacが70Wだったので,その10倍の電力量である。冷房や暖房は,電気を食うのであまりつけないようにと言われているのは,こうしたことが原因なのだなと思った。さて,使用電力に関しては分かったのだが,電気代はどうなっているのだろうと思い,いつものYouTubeで調べて見た。すると,電気量はkWhで表されるようである。kWなので,1000Wが単位となる。また,hなので,1時間ごとの量となる。ちなみに,100Wの機器を1時間使うと,0.1kW×1=0.1kWhとなる。日本では,大体1kWh=22円となっているので,電気代に換算すると2.2円となる。パソコンは,80W程度なので0.08×1×2.2=1.76円となる。1日3時間,30日使用すると,1.76×3×30=158.4円となる(あれ,ちょっと安すぎるような気がする。もしかすると,計算式が間違っているのかもしれない・・・。)まあ,地域によって電気料金換算レートは多少異なるし,使う電気製品が増えると,当然使用電力量は増えることになる。また,電気代は,この電力量+基本料が加算されるので,一概に電力量だけでは測ることはできない。しかし,各電子機器の電力量から,1時間毎の電気代を計算するのは,とても面白かった。これからも,色々な電子機器の消費電力を測り,1時間の電気代を求めることで,節電の意識を高めていきたい。

2021年11月28日日曜日

電力量チェッカーを買った!

 先週,YouTubeで,エコに関する動画をいろいろ視聴していた。その中で,大型の充電器を使って,どれくらい家の電気を使用できるか実験していた。結果,大型のものであっても,5時間ほどしか持たなかった。また,何が一番電力を使うか検証していたのだが,クーラーや炊飯器などの製品がそうであった。動画はそこで終わるのだが,自分の家ではどうだろうかと思い,色々な家電製品をひっくり返して,消費電力を調べていった。炊飯器は1250W,食器乾燥機は265W,ミキサーは250W等,いろいろ調べることができた。しかし,パソコン等書いていないものも多く,そうしたものはどれくらい電力を消費しているか分からなかった。はて,どうやって調べてみようかと思っていたら,電力量チェッカーという機器があることを思い出した。アマゾンで調べて見ると,最低で1500円程度だった。買おうか買うまいか考えあぐねたあげく,結局今後検討するということで購入しなかった。今日,街に出たついでに,ビックカメラにふとよってみた。そうそう,電力量チェッカーはあるのかなと思い店員に聞いてみると,そうしたものは売っていないということだった。在庫チェックなどせずに,即答したので,本当にないのかなと疑問に思ったりした。まあ,忙しそうにしていたので,タイミングが悪かったのだと思う・・・。その後,スタバでコーヒーを飲みながら,しばらくゆっくりしていた。すると,今年オープンした商業施設(LIKA)の中にヤマダ電機があったことを思い出し,そこにあるかもしれないと思った。ただ,ビックカメラに比べると売り場面積が狭く,無い可能性も高かった。ダメ元で,ヤマダ電気に行って,店員に聞いて見た。やはり,無いとのことだったが,近くにいた少し年配の店員に聞いてみると,「少し待ってください。」と言って,近くの棚を探していた。すると,電力量チェッカーではないが,ある時間になると電源が切れる製品の中に,消費電力を測る機能が入っているものを持って来た。価格を見ると,消費税込みで3200円程度,どうしようか迷ったが,店員を使って商品を探させている手前,買わないのもなんだと思い,結局買うことにした。それから,家に帰ってiMacの消費電力量を調べると68W程だった。以外に,電力を使わないんだなあと感心してしまった。まあ,負荷のかかる処理をするとまた違ってくるのだろうが・・・。この製品は,テーブルタップ式なので,あちこちのコンセントに挿して使用できる。いろんなコンセントに差し込んで,電化製品の消費電力を調べていきたいと思う。

エコタイマー 

2021年11月21日日曜日

Chromecast with Google TVを買った!

 我が家には,10年以上前に買ったテレビが眠っていた。画面は表示されるのだが,地デジが映らなくなったので,数年前から使用していなかった。それで,引越しの時に捨てようと考えていたのだが,島の場合はテレビの処理に12000円ほどかかるとのことだったので,面倒ではあったがコンテナに乗せて運んで来た。それから,半年ほど使用しないままに我が家に眠っていた。話は少し変わるが,先日K's電器に行くと,Chromecast with Google TVという製品が売られていた。値段は,7000円程だったと思う。前から欲しかった製品で,これを付けると,YouTubeやAmazonプライムなどの動画を見ることができる。ただ,値段がネックであることと,パソコンで事足りるということで,長らく購入するのをためらっていた製品である。買おうか買わないか迷っていた時に,「寝室にテレビがあったら最高なのに・・・」という妻の言葉が浮かんで来た。「はて,テレビ?」「そうそう,テレビはあるんだ。そうなると,これを付けると寝室に擬似的なテレビ環境が作れる(寝室には,アンテナ線を差す,コネクターがないので,テレビを設置できなかった)。」それで,無駄な出費になるかもしれないと考えつつも,買うことに決めた。それから,自宅に帰って来て,古いテレビに設置して見た。Googleアカウントを持っていたので,質問にほとんどOKボタンを押すだけだったのだが,質問が多くよく分からないものもいくつかあったので,少し難しかった。10分ほどすると,なんとか設定ができた。すると,画面にホーム画面が現れ,YouTubeやAmazonプライムなどの番組が見られるようになった。YouTubeは,パソコンでも見られるのだが,やはり大画面で見るとまた別格であった。特に,音楽の動画は迫力があり,その日はずっと色んなアーティストの動画を見ていた。また,私はAmazonプライム会員なので,色々な動画を見ることができる環境にあった。それで,昨日は砂の器やマトリックスなどの動画を見た。もちろんパソコンでも見ることができるのだが,伝わってくる臨場感やいつでも見られるという感覚から,5分程見ると飽きてしまって,見なくなるということが続いていた。しかし,大画面で見ると伝わり方が違っていて,飽きることなく最後まで見ることができた。YouTubeやAmazonプライム以外にも,NetflixやHulu,dTVなどの動画配信サイトも見ることができるようである(それぞれに,契約料金を支払わなければならないのだが・・・)。まあ,それに関しては,これからぼちぼち考えていこうと思っている。とにかく,使っていないテレビが使えるようになって,すこぶる快調である。

2021年11月6日土曜日

AirTagって何?

四月,徳之島から鹿児島市に引っ越しをした。荷物を梱包したり,引越し業者に行ったり,畳の表替えをしたりしてとても大変だった。荷物の梱包以外,ほとんどは妻がしてくれたのだが,それでもやることが多く,目が回るくらい忙しかった。そして,新しい勤務地に初めて出勤した。その際,あろうことか財布を無くしてしまった。自分の部屋や車の中,あちこち探すもしばらく見つけることができなかった。初日からこんなことが・・・呆然としていると,頭がクラクラしてきた。これではいけないと思い,その日の行動を振り返ってみることにした。すると,なんとなく財布を置き忘れた場所を思い出し,幸いその場所から見つけることができた。引っ越しの準備,移動とかなり消耗している中に財布を落としたことが続き,その日は家に帰ると疲れ切ってしまい,すぐに寝てしまった。実は,財布をなくしたのは,これで2回目である。その時は,偶然知らない人が拾って,知り合いの店に届けてくれたので難を得た。ただ,2度あることは3度あるとも言われている。それで,こうしたことが起こらないようよう安全策を取る必要があると思った。その頃,ちょうどアップルからAirTagという製品が発売された(2021年4月30日)。コイン型の紛失防止Tagで,財布や鍵などにつけておくと,無くした場所場所を携帯で確認したり,音を鳴らしたりすることができる。私のiPhoneは,少し前の型なので,大体の場所(半径5m程度)を特定することしかできないが,それでも近くに行って音を鳴らすと,捜し物を見つけることができる。最新のiPhoneだと,5m以内の近い場所でもBluetoothを使って,落ちている場所を確認できるようである。値段も3800円と手頃だったので,少し迷いはしたものの買うことに決めた。それから,約半年間使い続けている。さすがに,財布を落とすことはなくなったが,車に忘れたりするとiPhoneで確認し,取りに行ったりしている。私の場合は財布だったが,鍵等にも付けると,朝忙しい時にすぐに見つけることができる。今年買った物の中で,これが一番のおすすめ商品である。

2021年10月30日土曜日

BeOSの復活!

 昔,アップルの業績が悪く,赤字を出し続けた時期があった。OSの不具合が多く,競争相手のWindowsが95となり勢いを増してきた時期である。そのときに使っていたOSの代わりに,彗星のように出てきたのがBeOSである。残念ながら,このOSはジョブズ率いるNextに負けて消滅してしまうのだが,音声や動画,3Dレンダリング等,メディアデータを扱うのに長けたOSであった。その後,このBeOSは,生き残るために色々なことを試みるものの,結局会社は倒産することになる。しかし,開発者を含め,何人かのグループがこのOSを存続させようと努力し,HAIKUというOSを開発した。このOSは,まだβ版であるが,BeOSの流れをくんだ様々なメディア機能が盛り込まれている。例えば,ウィンドウを2つ並べて重ねると,異なるソフトどうしでも一つのウィンドウにまとめられ,タブで切り替えることができる。また,最近Windowsでも導入された(Virtualデスクトップ)のだが,異なるデスクトップ画面を分割した画面に登録することで,使いたい画面をクリックするだけでデスクトップ画面を変更できる機能も搭載されている。メディアOSと謳われただけある機能が盛り込まれている。また,簡易的ではあるが,ワードやエクセルの様な機能を持つアプリも備えている。惜しむらくは,まだβ版であるために,Linuxのような多彩なアプリが開発されておらず,限られた中での仕様となる。しかし,愛用者が増え,コミュニティが大きくなっていくにつれてソフトの開発も進んでいくかもしれない。OS自体がコンパクトにまとめられているので,古いパソコンでも軽快に動くということなので,昔使っていたパソコンにインストールして使ってみようと思う。

2021年10月3日日曜日

スクラッチでのリスト作成!

スクラッチにリストという機能がある。このリスト,別名配列と呼ばれるが,どうやって使うか分からなかった。20年ほど前だったか,VisualBasicでもこの機能が使えるか挑戦したことがある。結局,ついぞ分からず挫折したことがある。プログラミングで挫折する要素にはいろいろあるが,まず概念,それから使い方,エラーコードの修正といろいろな壁が存在する。中でも,概念が分からないと,最初からつまづくことになる。冒頭に書いたリストもその部類であった。リストとは,簡単に言うと,いろんな物が入れられる箱のようなものである。入れ物には,同じような種類を入れておくと,リストの順番を指定することでそれを取り出すことができる。こんな風に書いても,漠然としか理解できないかもしれない。例えば,ドリル問題を作ることにする。問題ごとに,1問ずつ作成する方法もあるが,それではたくさんのプログラムを作らなければならない。また,問題順も同じになり,毎回挑戦するとマンネリ化するという問題も出てくる。でも,問題リストを作成し,そこに出題したい問題を入れると,問題を次々に出してくれる。答えリストを作成し,先ほどの問題リストと関連づけると,問題に対する答えの成否を返してくれる。先週,リストの作成の仕方やその成否についてのプログラムを作成することができた。20年以来の課題だっただけに,それが作れた時はとても嬉しかった。完成した時は,夜の12を回っていたが興奮冷めやらずなかなか寝付けなかった。そのせいで,その週はずっと寝不足が続いてしまった。今週は,問題をランダムに出したり,被りがないようにできないかに挑戦してみた。いつものようにネットを探していると,それらしきページを探すことができた。そして,その通りにやってみた。しかし,うまくいかない。何度も何度も,トライアンドエラーを繰り返していると,偶然にもプログラムがうまく動くようになった。Scratchには,得てしてこうした瞬間がある。とにかく,考えた通りにプログラムが動くようになって,すこぶる気持ちが良くなった。なんでもそうだが,続けること(諦めてもいいが,ふとした瞬間にまた挑戦する)が大切だと思う。このリスト処理においても,20年前の経験が,何らかの形で今に生かされたような気がする。そうした経験が積み重なって,問題の解決へと繋がっていったような気がする。とにかく,ほぼ思い通りにプログラムが作成できて,嬉しかった。今後は,これを生かしてドリル学習が進められるように,問題の作成へと展開していきたい。

2021年9月20日月曜日

解像度とアスペクト比

何かの拍子に,パソコンの画面を大画面テレビやプロジェクターで表示したい場面がある。最近は,HDMI端子がほとんどの電化製品についていて,パソコンと表示したい機器につなぐだけで表示させることはできる。しかし,この際考えなければならいことは,解像度とアスペクト比である。解像度は,画面を構成しているドットの数で,1024×768などや4Kでは,3840×2160となっている。また,アスペクト比とは,画面の横と縦の比率のことで,昔のテレビは3対2,現在のテレビは16対9となっている。コンピュータの場合はディスプレーの形状に左右され,3対2や4対3,16対9等,様々なアスペクト比で構成されている。携帯もパソコン同様,様々な物が出てきている。さて,ここで問題なのは,機器を接続する場合解像度とアスペクト比が異なることで,表示される領域が変わってくることである。例えば,パソコンと大型テレビを接続すると,パソコン側の画面が変化し,表示される面積が狭くなり,上下或いは左右に黒い帯状のものが表示されてしまう。これは,表示する画面(ここでは大型テレビ)の解像度とアスペクト比に統一されることで,こうした症状が起こってしまう。プロジェクターの場合も同様,解像度やアスペクト比はプロジェクター側の方に統一されてしまう。そのため,パソコン画面が狭くなったり,上下・左右に表示されない部分が出てきたりする。私も,当初どうしてこのようなことが起こるか分からなかった。そして,どちらの機器の解像度やアスペクト比に統一されるか分からなかったが,色々と経験していくとその仕組みについて分かるようになった。ブラウン管の時代だと解像度やアスペクト比は統一されていた。というか,コスト的にそれ以外の物を作ることが難しかったが,液晶の時代を迎え,ハイビジョン,2K,4K,湾曲画面等,様々なディスプレーが登場すると,こうした問題が出てきた。こうした問題を解決するには1つの規格に統一すべきなのだが,現在は過渡期にあるので,規格が統一されず問題が起こっている。個人的には,4Kで16対9に落ち着いていくのだろうが,規格が統一されるまではしばらくこの状態が続いていくと思う。

追伸 

そうそう,最近8Kのテレビやスマホでの撮影などが出てきているが,もしかするとこの状態は永遠と続いていくのかもしれない。

2021年8月15日日曜日

ギガスクール構想

文科省の打ち立てたギガスクール構想によって,学校現場は大変革を求められている。その流れに沿って,ChromebookやiPadなどの端末が児童一人一人に支給され,ロイロノート,Googleclassroom,ジャストドリルなどのソフトが使えるようになった。導入されたのはいいが,教師自身がソフトの使い方にまだ慣れていないので,現場は大変な状態になっている。私は,パソコンの扱いに関してある程度の自負を持っていたのだが,難しいなと感じる場面が多々ある。ただ,若い世代の先生たちは,使い方をすぐに覚え対応している姿を見ていると,自分も歳をとったのだなとしみじみと感じてしまう。夏休みに入ってすぐ,校内でロイロノートの研修があった。ソフト自身に関しては,写真を載せたいときはカメラ,文字を書きたいときはカード,データを引用したいときはファイルと,アイコンを見れば分かるのだが,問題は教師のパソコンと児童のパソコンを連携させる方法だった。それで,研修が終わった後,パソコン間の連携について調べていった。色々な情報が出ていて,どれがそれに該当するのが分かりづらかったが,校内研修で連携の仕方をしたことを断片的に覚えていたので,それをネット上の情報と関連づけることで,ある程度理解することができた。それは,教師パソコン(ホスト)で授業を作成すると,その際にコードが作成される。児童側のパソコンでは,受けたい授業を選択するとコード入力画面が出てきて,先ほどのコードを入力するとパソコン間で通信できるようになる。これは,Googleclassroomでも同じで,ホスト側が作成したコードを生徒用パソコンで入力すると,パソコン上で同期できるようになるようである。 つまり,コードがパソコン間通信の鍵の役目をしていることが分かった。こんな簡単な仕組みなのだが,それが分からないと先に進めない。しかも,それが授業を行うための最初の段階で行わなければならないのである。ギガスクールと叫ばれているが,それを推し進めるには,その仕組みを知っている専門家が必要だなと感じてしまった。

2021年7月25日日曜日

みんな,花子(ドローソフト)を知っているかい!

Scratchでスプライト(キャラクター)を作る時やパワーポイントで図を使って解説をしたい時に曲線が作れるソフトを探している。曲線を描く時,私は花子を使用しているが,微妙にグリッドに合わなかったり,使い方が分からなかったりして,しばらく使用していなかった。ただ,前述したように,いろいろな場面で曲線を使用する場面が出てきたので,今更ながらいろいろ試している所である。曲線を描く際,ベジェ曲線を使うのだが,この習得がなかなか難しい。私も,何度もチャレンジしては諦め,忘れた頃にチャレンジしては諦めるということの連続だった。今回は,このベジェ曲線を中心に練習していった。通常線を引く時,始点と終点を設定するが,ベジェ曲線においてもその作業は同じである。しかし,通常の線と異なるのは,設定した点からアンカーと呼ばれる点を設定しなければならない。このアンカーが曲線の傾きとなる。これで,設定終了である。慣れるとなんともないのだが,端点からアンカーを出す方法が通常の設定とは異なるので,そこで諦めてしまう場合が多い。まず,アイコンが通常の選択ツールとは異なり,ベジェ特有の選択アイコンをクリックする。それから,端点に移動して一度クリックする。ここで端点からアンカーが引ける状態になる。そこから,Ctrlを押しながら,曲線を曲げたいところに移動する。すると,曲線が描ける。連続した曲線の中にある中点では,このアンカーを2点設定することができる。2点設定することで,曲線のカーブを柔らかくしたり,そこで急に角度を変えたりすることができる。山形の曲線を描く際は,基本的には始点・終点の2点で描くことができるが,中点を設定しアンカーを調整することで,より滑らかな曲線を描くことができる。今回はこうした曲線を描くことに加えて,中点の増やし方や減らし方,線の切り方や繋ぎ方等,これまで曖昧に理解していたところを中心に練習していった。分からない所が理解できるようになると,そのソフトに対して愛着が出てくる。何事もそうなのかもしれないが,途中で諦めることなく(諦めてもいいが使い続けること)続けていくと,やがて長いトンネルから抜けるように光が差してくる時が現れる場面が現れることがあることを知っておくことが大切だと思う。これからも,いろいろチャレンジしていこうと思う。ちなみに,花子は8000程で購入することができる。

 



 


2021年7月10日土曜日

単語登録始めました!

成績整理で子どもたちの名前を入力していると,特殊な読み方をしているものが多く,なんとか簡素化できないかと考え,単語登録することにした。例えば,「崎」という文字は異字体の「﨑」が多く,この﨑がATOKでは中々出てこない。また,名前に至っては,変換候補に現れず手書き入力しないと出てこない漢字も多かった。その度に,手書き入力をすることになり,変換するのがとても煩雑だった。単語登録においても,一つずつ登録するのはとても煩雑である。しかし,次回以降入力が格段に楽になる(といっても,次回入力するのは来年なのかもしれない危惧はあるのだが・・・)。とにかく,すぐに変換候補に現れない姓や名を単語登録していった。ただ登録の時,固有人姓や固有人名にしなければならない所を,当初の設定の名詞のまま登録したときがあり,この設定を変更できないかいろいろ探していた。すると,登録単語一覧を見る所があり,これまでの単語登録の一覧を確認できた。すると,前に使っていた人だろうか,それとも私自身なのだろうか,意味のない単語や重複するデータがあったので,必要なものだけ残し,それ以外は削除していった。全部で残ったのは50程度になった。もちろん,先程の品詞の変更もすることができた。かなりすっきりしたので,気分的にもすこぶる快調になった。すると,この登録した辞書を他のパソコンにも移せないかと考えた。というのも,この辞書を他のパソコンにも設定すると,他の先生方も簡単に入力できるからである。それで,例のごとくネットサーフィンすると,それが可能であることが分かった。ただ,私の文書理解力が低く,理解するのが難しかったので,次回それを見ながら設定していこうと思う。最近職場で,”業務改善”という言葉を耳にするが,これもその一つなのかもしれない・・・(-_-;)。

2021年5月8日土曜日

幸せって,何だっけ?

 人は,何のために生きるのだろうか。若い自分は,地位や名誉に憧れ,一生懸命努力した。時分にはその能力があり,それを実現できると思っていた。しかし,歳を重ねていくと,自分の能力に限界を感じ,劣等感に苛まれた時期もあった。ネット上で検索していると,「やればできる。」とか「努力はうらぎらない。」とか色々言われているが,必ずしもそうでないと思ったりする。この若い頃の思い出が,この年になっても心のどこかに残っていて,時折それが顔を出すことがある。人に言わせると,そうした経験をすることで人の痛みが分かるようになり,いい経験になると言われたりするが,その時に感じた痛みはたぶん死ぬまで尾を引きずっていくのだろうなと思ったりする。話は少し変わるが,今日帰宅する時に,無人販売の横に2人のおばあちゃんが椅子に座っていた。その椅子は,ビールケースに板を取り付けた様な簡単な作りで,座り心地はあまり良くないと思われるものだったけれど,幸せそうな様子が何故か印象的だった。椅子に腰掛け,笑い合う二人。その横に,自分たちが作ったのであろう野菜が並んでいた。車で通りすぎだだけだったので,5〜10秒ほどだったと思うが,目に止まってしまった。畝を立て,そこに肥料を入れ,野菜を育てる。野菜を作るには,いろいろな努力と知識が必要である。そうした過程を経て,そこに座っていたのである。その光景が,あまりにも印象的だった。かたや自分を振り返ると,毎日の生活に追われ,幸せをどこかに置いてきたような感じが拭えない。これからは,幸せとは何か,そのためには何をしなければならないのかを考えないといけないと思った。まずは,鍬を持って,地面を耕すことから始めることが必要なのかもしれない。

2021年1月21日木曜日

困った時は遠心力!

 2年ほど前,全校生徒の前で話をする機会があり,私は専科をしている関係で理科に関する話をした。時期的に冬だったので,手をこすると温かくなることや重ね着をすると,服の間に空気の層がたくさんできて快適に過ごすことができるということを話した。この時点で約10分,持ち時間は15分だったので,あと5分残っていた。しょうがなく,バケツの中に水を入れて回してみた。結果は,振り下ろした時に水が少し溢れてしまったため,成功なのだけれど失敗のような感じで終わってしまった。その時の印象が強かったのか,今でも鮮明に覚えている。このバケツの水は,遠心力で落ちないのだが,この遠心力はいろいろな場面で使えるなと思った。例えば,マヨネーズ。粘性があり,きちんと出るまでに時間がかかるが,キャップをしっかり閉めて強く降るとキャップ付近にマヨネーズが集まり,少し押しただけで出るようになる。理科に関しては,試験管の中の水を減らす時にも遠心力が使える。試験管を洗ってしばらく置いていても,半密閉の状態なのでなかなか水が蒸発しない。そこで,遠心力の登場である。試験管を何本かにぎり,頭上から大きく手をふりかざす。それを何度か繰り返すと,試験管の中の水は当初の10分の1程に少なくなっている。このように,遠心力はさまざまな場面で活用できる。今日,理科の実験で試験管の中に同じぐらいのサイズのゴム栓がつまってしまった。きっちり入ってしまったので,取れそうで中々取れない。千枚通しで刺して取ろうとしてもゴム栓がどんどん中に入っていってしまう。どうするか考え込んでいたら,あの遠心力の考えが頭に浮かんできた。ダメ元でやってみようと思い,やってみた。するとパンという音とともにゴム栓が飛び出してきた。音が大きかったのでびっくりしたのか,それともゴム栓が取れてびっくりしたのか,子ども達も驚きの目でその様を見ていた。この経験から,困った時は遠心力という考えがますます湧いてきた。