2017年9月5日火曜日

Flashのサポート終了に思う!

間も無く,Adobeという会社が出しているFlashというソフトの更新が終了する。ネットの創世記は,文字と画像だけの味気ないものだった。そこに,Flashが登場する。元々はマクロメディアという会社が作成したソフトだったが,PhotoshopやIllustratorというソフトを作っているAdobeという会社に買収されてしまった。Flashは,ネットに革命を起こした。絵を動かしたり,動画を再生したり,その登場によって色々なことができるようになった。しかし,ソフト上のバグが多かったり,大量に電池を消耗したりして,幾つかの問題も抱えていた。有名なスティーブ・ジョブスは,Flashに対してとても否定的で,iPhoneでは使えないようにすると明言するほどであった。では,Flashは,どんなソフトで動いているのかというと,有名なところでは,YouTubeであった(現在は,違っていると思うが・・・)。他にも,動画サイトなどは,このFlashを未だに使用しているところがたくさんある。このFlashのサポートが,ちょうど2020年に完全に打ち切られる。ただ,そうなると,まだ使っているところは他のプログラムで作らなければならず,大変な作業を強いられると思う。Flashに変わるものとしては,HTML5,Javascript, Ajax等色々あるらしいが,Flashほど自由度が高いものがないらしく,色々組み合わせて使わなければならないそうだ(あくまでも,私が知っている情報なので正確なところは何とも・・・)。そういえば,最近YouTubeのホーム画面が大分変わっている。もしかすると,このFlashのサポートを受けての変更かもしれない。一世代前のソフトであるが,インターネットを華やかに演出させてくれたソフトに対して,敬愛の念が絶えない。

2017年9月1日金曜日

おら,東京さ行くだ 04

東京,4日目。その日は,最終日だった。ということもあり,妻は,朝から早く起きて,掃除をしたり,洗濯をしたりして,忙しそうに動いていた。息子と私は,これまでの疲れもあり,家でずっとゴロゴロしていた。そこに,この前Amazonで注文した物干し竿が届いた。ベランダには,丸い物干しがあるのだが,物干し竿がなかったために,斜めに掛けられていた。これで,通常通り,干すことができるようになった。一つの懸案が解決したので,なんだか嬉しい気持ちになった。昼前になると,帰途につくために家を出た。途中,近くにある渋谷に寄った。そこは,若者の街で,色々ファッションをしている人達がいた。昼食時間だったこともあり,息子のお気に入りのスパゲティ屋に入った。東京は総じてそうなのか,ここの店員もあまり愛想がよくなかった。席に着くと,スパゲティとピザを注文した。干しトマトを使っているのか,味はとても美味しかった。味と愛想は,相反するものかもしれない。それから,近くにあるヒカリエというデパートに行った。新しいデパートで,色々な商品が売っていた。妻が,雑貨屋が見たいと言ったので,雑貨を中心に見て言った。すると,鏡が何枚か置いてある店があり,鹿児島では見たことのない商品が置いてあった。買おうと思ったが,値段が4000円程,1度は素通りした。しかし,「東京に来て,何も買ってない。」ということを,ブツブツと言っていたので,結局後戻りして買うことにした。その後,空港に行く時間になったので,そこで息子と別れたのだが,改札に行くと券売機がない,結局息子を再度呼び戻して,券売機のあるところに案内してもらい券を買った。そして,今度は本当にそこで別れることになった。途中,電車をモノレールに乗り換えて,なんとか空港に着いた。しかし,その時点で時間が迫っていることに気づいた。係員が,「7:10の山口行き登場のお客様,間も無く搭乗手続きを締め切ります。」と叫んでいた。私たちの乗る飛行機は,25分である。あと,15分しかなかった。慌てて,搭乗手続きをして,お土産を買って,飛行機に乗った。帰りはギリギリだったので慌ただしかったのだが,息子に会えた事,部屋などの様子も見ることができて,とても充実した旅行となった。もしかすると,飛行機は擬似的などこでもドアなのかもしれない。

おら,東京さ行くだ 03

東京生活,3日目。その日は,埼玉に住んでいる姉とスカイツリーに行く計画を立てていた。東京と言えば,スカイツリーというぐらい,最近では東京の観光コースになっている。その日は,息子が一緒いたので,電車の乗り換えは恐ろしいほどうまく行った。1時間程で,スカイツリーに到着した。スカイツリーの名前のごとく,塔は空に向かって突っ立っていた。記念にと写真を撮ろうとしたのだが,あまりにもの高さに,上の部分が切れてしまった。納得できなかったが,カメラが悪いということにした。「スカイツリーは混むので,朝早い方がいい。」という姉の助言が良かったのか,比較的スムーズに展望台に登ることができた。もちろん,エレベーターではあるが・・・。展望台からの景色は,ミニチュアを見ているようだった。鉄道模型にジオラマというのがあるが,まさにそんな感じだった。ビルは,マッチ箱で,車はミニカーのようだった。また,遠くまで景色が見渡すことができ,まさに絶景だった。記念にと,そこでも写真を撮ったのだが,外と室内の光の強さが異なっていて,街の様子はなんとか写ったが,肝心の人物が真っ黒になってしまった。ここでも,カメラが悪いことにすることにした。次に,スカイツリーからほど近い浅草に行くことにした。浅草の前は,人でごった返していた。日本人はもちろん,中国人,韓国人,アメリカ人等々,あちこちから色々な言葉が聞こえて来た。浅草は,中央にある道を挟んで出店が延々と並んでいた。人形焼や雷おこし,浮世絵等,様々なものが売っていた。中には,欲しいものもあったのだが,ここでもドローンの散財が効いて,何も買えなかった。しばらく歩いてくと,テレビでよくみかける線香が焚かれているところがあった。良くなってほしいと思うところに煙をかけるといいと言われていて,特に頭を中心にかけて見た。近くに女の人がいたのだが,顔に何度も何度も煙をかけていた。よほど綺麗になりたいのだろうと思った。それから,お寺で祈願して浅草を離れた。途中,姉が,「義兄さんがいるので,家に寄って帰って。」と言ったので,姉の家に行くことにした。駅に着くと,義兄が車で迎えに来てくれた。家に入ると,ビールが出て来た。私たち家族にあったことが嬉しかったらしく,姉家族のことや自分の息子のこと,そして私自身のこと等,話がとても弾んだ。1時間ほどの滞在の予定だったが,話が弾んだ頃もあり,帰りは10時ごろになってしまった。しかし,久しぶりに姉夫婦,その子どもたちと話すことができ,とてもいい時間が過ごせた。兄弟の大切さを改めて感じることができた。こうして,東京3日は,終わった。