2013年10月19日土曜日

中庸

パソコンのリカバリーをきっかけに,最新のパソコンがどんなものか見に行った。店には,日本のメーカーだけでなく,lenovoやDELLといった外国製のものもいくつかあった。その中で,ノート型パソコンを中心に見ていった。最近の傾向は,携帯性とデザインを重視してか,薄型・軽量化したものが多かった。その中に,VAIO Fitというパソコンがあった。画面の大きさは,15インチほどあり,視認性は十分だった。また,デザインも秀逸だった。「お金があったら,ほしいな。」と,パソコンを見ながらそう感じた。使い勝手はどうだろうと思い,キーボードを使って文字を入力していった。キーとキーの感覚は,問題なかった。しかし,薄型に作られているため,キーを打ってもあまり沈まず,キーを打っている感覚があまりなかった。例えて言うと,机の上をたたいている感覚だ。パソコンは,色々な用途に使えるが,中でもよく使うのがキーボードだ。携帯性・デザイン性を重視するあまり,肝心の文字入力が犠牲になった形だ。何事にも,究極を望む日本人の特性が産んだ気がした。ただ,この流れは,しばらく続くと考えられる。キー入力が改善しない限り,しばらくは今のパソコンを使い続けていかないといけないなと思いながら,店を出た。

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