2013年6月30日日曜日

料理が失敗する理由!

料理に関する資料は五万とあれど,資料を見て作っても,「あれっ。」と,首を傾げるものも少なくない。失敗の原因としては,3つほど挙げられる。一つは,火加減である。火加減に関しては,本の中に載っていない物が多く,何の知識も知らずに挑戦すると失敗する。唐揚げ,トンカツ,ハンバーグなどは,火加減がとても大切である。二つ目は,時間である。二つ目は,時間である。これに関しても,掲載されている物が少ない。それで,食材が焦げないようにと時間前に終わったり,逆に焼き過ぎて油っぽくなってしまう物もある。そして,もう一つに,資料として正しくない物が流通していることである。ネットには,いろいろな料理の仕方が載っている。しかし,その中のいくつかは,にわか料理ごとく,料理をあまりしたことのない人が料理をして,それを載せている物もある。また,市販されている料理の本に関しても,間違えて載せられている物もある。その代表的な物がナス料理である。ネット,本に関しても,ナスは,フライパンに大さじ2杯ほどの油を敷いて炒めると書いてある物が多い。大概の場合,このやり方では失敗する。ナスがしんなりして,全くおいしくないからである。では,どうすればいいかというと,170℃に熱した油30秒ほど揚げるのである。ここで大切なのは,先ほど説明した温度と時間である。短すぎると生っぽくなり,長すぎると油っぽくなる。この加減が難しい。そして,あと一つは,切り方である。大きく切りすぎると,ナスの中まで火が通らず,生っぽい部分が生じてしまう。一口大の大きさ(実際は,見た目少し小さいと感じるぐらい。不思議なことに,切るときは小さく感じても,実際に鍋に入れると大きく感じる。)で,均等に切ることが大切である。切り方がしっかりしていないと,味に差ができてしまう。なんだか,料理人のような上から目線で書いてきたが,これまでなす料理に何度も挑戦した私なりの感想である。これから,ナスを使った料理をしたいと思っている方がいたら,だまされたと思って,挑戦してみてほしい。

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