2024年1月28日日曜日

最良の携帯とは02

今回は、ディスプレーについて書こうと思う。ディスプレーには、液晶、有機EL(以降OLEDとする)、電子ペーパー等色々あるが、最近は発色の関係から、OLEDが好まれる傾向がある。ただ、このOLED、発色がいいので、液晶に比べると電池持ちが少し悪くなる。この中で、一番省電力なのは、電子ペーパーなのであるが、発色が低く、画面書き換え速度が低いために、YouTubeなどを見るのにはあまり適していない(最近では、発色、応答速度が改善されてきている)。では、何が最適なのかというと、個人的にはシャープが開発しているIGZOというOLEDが一番適しているのではないかと思う。IGZOは、OLEDであるので発色がいい。またこのディスプレーは、液晶の技術を活かして、省電力に設計されている。加えて、書き換え速度を可変にして、動かない画面の時は書き換えず、動きの速い画像の時は素早く書き換えるようにして、なるべく電力を消費しないようにしているそうである(残念ながら、シャープは、経営状況の悪化から台湾の鴻海という会社の傘下になってしまったが、持てる技術は世界でもトップクラスである)。携帯の中で、電力を使う部分は、ディスプレーとCPU、GPUである。その中のディスプレーを省電力化することで、電池持ちの問題が改善できるのではないかと思った。

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