2024年2月23日金曜日

オブジェクト思考とは?

 先日、Scratchを始め、最近のプログラミングはオブジェクト指向で作成されていることをお伝えした。では、オブジェクト指向とは何かというと、プログラムはそれぞれ小さなプログラムが独立して動いていて、プログラム間の連携はメッセージ(スクラッチの場合)で連絡し合う構造のことを指している。具体的に言うと、プログラムはそれぞれが勝手に実行されている。でも、他のプログラムと連携をしたい場合がある。例えば、問題を出し正誤を判定したいときは、問題のスプライト(Scratchの場合)から正誤のスプライトへとメッセージを送る。正誤スプライトの中に、メッセージを受け取ったとき正誤を判定するコードを作成すると、正誤が判定されるという具合である。そして、正誤を判定すると、今度は正誤のスプライトから問題のプログラムに次の問題を表示しなさいとメッセージを送るといった具合である。Scratchを触り始めた当初、この構造が全く分からなかった。小さなプログラム(Scratchの場合は、スプライト)と呼ばれる所にコードを書いていくのだが、一番初めのスプライトの中に、全てのコードを書いてみたり、違うスプライトの中にコードを書いてみたり、中々うまくいかなかった。Scratchを使って3年半、やっとプログラムの書き方が分かってきた。使うほどに慣れるという言葉を聞いたことがあるが、まさにそれなのだと思う。

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