2017年9月1日金曜日

おら,東京さ行くだ 03

東京生活,3日目。その日は,埼玉に住んでいる姉とスカイツリーに行く計画を立てていた。東京と言えば,スカイツリーというぐらい,最近では東京の観光コースになっている。その日は,息子が一緒いたので,電車の乗り換えは恐ろしいほどうまく行った。1時間程で,スカイツリーに到着した。スカイツリーの名前のごとく,塔は空に向かって突っ立っていた。記念にと写真を撮ろうとしたのだが,あまりにもの高さに,上の部分が切れてしまった。納得できなかったが,カメラが悪いということにした。「スカイツリーは混むので,朝早い方がいい。」という姉の助言が良かったのか,比較的スムーズに展望台に登ることができた。もちろん,エレベーターではあるが・・・。展望台からの景色は,ミニチュアを見ているようだった。鉄道模型にジオラマというのがあるが,まさにそんな感じだった。ビルは,マッチ箱で,車はミニカーのようだった。また,遠くまで景色が見渡すことができ,まさに絶景だった。記念にと,そこでも写真を撮ったのだが,外と室内の光の強さが異なっていて,街の様子はなんとか写ったが,肝心の人物が真っ黒になってしまった。ここでも,カメラが悪いことにすることにした。次に,スカイツリーからほど近い浅草に行くことにした。浅草の前は,人でごった返していた。日本人はもちろん,中国人,韓国人,アメリカ人等々,あちこちから色々な言葉が聞こえて来た。浅草は,中央にある道を挟んで出店が延々と並んでいた。人形焼や雷おこし,浮世絵等,様々なものが売っていた。中には,欲しいものもあったのだが,ここでもドローンの散財が効いて,何も買えなかった。しばらく歩いてくと,テレビでよくみかける線香が焚かれているところがあった。良くなってほしいと思うところに煙をかけるといいと言われていて,特に頭を中心にかけて見た。近くに女の人がいたのだが,顔に何度も何度も煙をかけていた。よほど綺麗になりたいのだろうと思った。それから,お寺で祈願して浅草を離れた。途中,姉が,「義兄さんがいるので,家に寄って帰って。」と言ったので,姉の家に行くことにした。駅に着くと,義兄が車で迎えに来てくれた。家に入ると,ビールが出て来た。私たち家族にあったことが嬉しかったらしく,姉家族のことや自分の息子のこと,そして私自身のこと等,話がとても弾んだ。1時間ほどの滞在の予定だったが,話が弾んだ頃もあり,帰りは10時ごろになってしまった。しかし,久しぶりに姉夫婦,その子どもたちと話すことができ,とてもいい時間が過ごせた。兄弟の大切さを改めて感じることができた。こうして,東京3日は,終わった。





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