2015年4月12日日曜日

地理的な距離と経済的な距離

先週,息子が,東京に旅行に行った。目的は,息子風に言うと自分探しだそうである。若干20歳,本人なりに考えるところがあるのかもしれない。話は少し変わるが,その時マイルを使って東京まで行った。旅費は,0円である。息子のためにマイルの設定をしていると,早割りなるものを見つけた。マイルを使わなくとも,早めに予約を取れば,鹿児島から東京まで片道11000円程で行けるらしい。往復で22000円,そんな値段で東京旅行ができる時代になったのである。その時,ふと自分の頭にこんな考えが浮かんだ。福岡まで自動車で行くと,往復でガソリン代が10000円,高速代が10000円,途中休憩でパーキングエリアによると,その時にもジュースや軽食などの出費もかさむ。つまり,東京に行く経費と,福岡に行く経費がほぼ同じになってきたのである。パーキングエリアの活用が多いと,場合によっては東京の方が安くなることもある。東京,福岡,この二つを天秤にかけるとどうだろう。人によって違いはあると思いが,東京に行きたいと思う人が多いと思う。となると,地方都市はますます沈下し,東京への一極集中がますます現実化する時代になったのだなとそう感じた。

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