2014年1月19日日曜日

目に見えないものは,量感として捉えにくい!

量感を捉える時,目に見えるものは,比較的捉えやすい。例えば,「5cmはどれくらい?」と聞くと,大体その長さを想像することができる。また,「350mlはどれくらい?」と聞かれると,これは少し捉えにくいと感じるかもしれないが,ペットボトル程の量と言われると,何となくその量をつかむことができる。このように,目に見えるものに関して,私たちは,視覚によってその量感をつかむことができる。しかし,「30分は,どれくらい?」と聞かれると,その長さを掴むことは難しい。経験によって,大体の長さを掴むことはできるが,時間を量として捉えることはなかなか難しい。それは,時間が視覚的に捉えることができないことに由来する。人は,目に見えるものは量感が捉えやすいが,見えないものに関しては,量として意識することが難しいのだと思う。何が言いたいのかというと,私自身,時間を量として捉えにくいがために,無駄に過ごしていることが多いからである。「まだ,大丈夫。」「もう少し,休もう。」と考えているうちに,時間が経過し,期限が迫ってくると,今度は,「時間が足りない。」「あと,30分。」という具合に,時間に追われることになる。こうしたことにならないためには,時間を量として捉えることが大切である。例えば,ある仕事を終わらせたい時,全体を10と捉える。そこから,日常生活にかかる時間を引く。その時間が5であったら,10 −5=5である。そこから,自由に使える時間をさらに引く。自由に使える時間が3であったら。5−3=2となる。つまり,残りの2が仕事をする時間となる。さらに,この2を日数で割ると,一日の仕事にかける時間が算定できる。1日の仕事にかける時間を算定すると,10分という短い時間でも,とても大切な時間だということが分かる。昔は,この10分という時間を,だらっと過ごしていたが,そうした時間も大切にしなければいけないと感じるようになった。長さと同じように,時間も量として捉える。それが大切だと思う。

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