2025年10月13日月曜日

文章を書くとき!

文章を書くとき、私たちは何故か用紙いっぱいに文字を埋めようとする。その方が、より理知的に見えるし、体裁も良いからである。その最たる例は、プレゼンテーションである。よく目にするプレゼンテーションには、画面いっぱいに文字が埋められ、色々な情報が盛り込まれている。しかし、文字や写真でいっぱいのスライドは、肝心なコアな部分が見えづらくなっている。配色も同様である。人目を引こうとして色々な使ってしまっているために、これまた肝心な部分が見えづらくなっている。私は、職場に行く道すがら色々なのぼりを見ることがある。それには、様々な色が使われていて、目がチカチカしてとても見づらいなと感じることがある。加えて、狭いスペースにこれでもかというぐらいに幟が建てられている。それよりは、白と黒、もしくは赤に白の2色、数も3〜4つの方がよほど目に優しく、人目に着くのではないかと思う。あることを他の人に伝達しようとする時、肝心なコアな部分を抽出し、あとはそれを補足する文を補足だけの方がより人は読もうとするのではないかと思う。かといって余りにも簡素だと中身のないものだと思われてしまって、これまた見られないことになる。文章を見た時、読んでみたい、知りたいと思わせるような内容と分量が必要だと個人的に考えている。では、今書いているこの文章は?と問われると、中々どうして文章だけの羅列なので、一番してはならない文体だと思う。ミイラ取りがミイラになるとは、まさにこのことなのではないだろうか。 

2025年10月11日土曜日

交通系機関におけるハブ構造!

交通機関におけるハブ構造は、最も効率的な考えだと個人的に考えている。例えば、鹿児島市においては、ハブとなる場所は、鹿児島駅、鹿児島中央駅、谷山駅という具合に、その拠点を軸に交通機関を連携させる必要があると思う。バス路線においては、乗り換えの手間を省くために、長距離路線が敷かれているところがある。しかし、この長距離路線は、利便性の裏返しに利用者が少なく、ほとんどの路線で赤字となっている。バス会社は、利用者の多い市街地路線によって、その補填を強いられている状況である。話は少し変わるが、東京では電車利用率がとても高い。自分の住んでいる場所から目的地に行くには、乗り換える場合が多いのであるが、それでも電車を利用している。それは、単に利便性が高く、単価が安いことに繋がっている。それで、鹿児島においてもこれを利用するのである。ハブとなっている場所を起点に、その近くにある場所へつながる近距離路線を構築するという考えである。例えば、鹿児島中央駅の場合は、武岡、鹿児島駅、谷山、宇宿、桜ヶ丘等、その近辺にある町同志を結ぶ路線である。谷山駅の場合は、イオン、七ツ島、坂の上等の路線である。こうすることで、乗り換えはあるが、路線の長さを短くすることができ、経費を削減できると考えられる。加えて、鉄道とバス路線の融合的な活用も必要である。長距離を移動するには電車、近距離を移動するにはバスという活用法である。例えば、串木野市に行きたいときは電車を利用し、そこから船着場に行きたい場合は、バスを利用するという方法である。こうすることで、交通系会社は、互いのメリットを活かすことができ、何より赤字路線の廃止をすることができると思う。交通系の会社は、それぞれの利用者を増やし収益を上げる方法を模索してきたと思うが、今こそ互いに協力し合う必要があると思う。その方が、活用していく方が利便性も上がるし、会社の収益も上がっていくと考えられる。それに、最近流行りのSuica等の交通系カードを共通して使用できるようにすると、鹿児島における最強の交通網が構築できるのではないかと思う。

2025年10月5日日曜日

携帯電話によるタクシー配車の構築

タクシー会社では、地図や無線装置、配車アプリ等、それを運営するために様々な機能が必要となっている。そのため、装置代やサポート料金(配車アプリ)が加算されてタクシー代が高騰している。以前、鹿児島中央駅から田上までタクシーを利用したのであるが、1700円もした。距離にして3km程なのに、この金額である。ちょうど飲み会の帰りで、夜間料金も加算されていたのだと思うが、それにしても高いと感じた。それは、上述したようなタクシーを運営するための様々な装置の購入やサポート料金が加算されているからだと思う。流石に、これだけ高いと利用しようにも中々できなくなってしまう。そのため利用者が減少し、それがさらに料金に加算されて、料金が雪だるま式に増えていくことになっていく。それで、これらの装置を使わずに、できるだけ安くタクシー配車ができないか考えていた。今日、ふと考えていると、こんな考えが浮かんできた。それは、携帯電話を使用する方法である。地図は携帯に備えられているマップ、客がタクシーを呼ぶには電話、そして所属しているタクシーの位置を確認するにはAirTagを使用するという考えである。AirTagは、忘れ物防止のための物であるが、それを携帯に登録することでそれぞれの位置を確認することができる。1つの携帯にそのAirTagを集約すると、どの車がどこを走っているのか知ることができる。それに応じて、配車計画をすれば良いことになる。会社とタクシー間の連絡も、無線ではなく携帯電話を使用すると経済的に安くで済むことになる。 楽天電話の場合、楽天LINKというアプリを使用すると無料で通話することができる。こうすることで、価格の上昇を抑えることができるのではないかと思う。そうそう、問題なのはタクシーの位置は分かるが乗車中かそうでないかを確認する方法がまだ解決していなかったので、その方法についても考えていきたい。

2025年9月28日日曜日

各種交通系ホームページのUIについて

JAL、ANA、JR、バス会社がホームページを掲載している。私たちは、このホームページを利用して様々な情報を得るのであるが、そのUI(ホームページの構成:見た目)に悩まされることが多々ある。航空会社のホームページは、万人が利用するので見やすいようにUIが工夫されている。それでも、年に2回しか利用しないので契約の仕方に戸惑うこともある。しかし、鉄道会社やバス会社のホームページに至っては、個人的にはとても利用しづらいと感じてしまう。たまに鉄道を利用しようと時刻表を見ようとしても、肝心の時刻表がどこにあるのか、また目的の路線の時刻表を表示させるにはどうすればいいのか分からないのである。時刻表を見るには出発駅と到着駅を入力すればいいのであるが、新幹線とのダブりがあるために在来線の表示は下の方になっていて、それに気づかずに見落としてしまうことがあった。また、各種キャンペーンを全面に押し出すあまりに、肝心な時刻表や運賃表が見えづらくなってしまっている。実は、これは交通系各社のホームページに限らず、職場においても同じ問題が起こっている。多くのフォルダーやファイル情報に埋もれて、必要なファイルが見つけにくくなっている現象が見られる。そうならないためには、必要な情報はできるだけ全面に、年々風化している情報はできるだけ階層の深いところに置く必要があると思う。では、交通系ホームページに最も必要な情報とは何かというと、路線図、運賃、時刻表、予約表だと思う。これらの情報をできるだけ前面に表示することによって、利用しやすいUIになると思う。そして、あまり必要でないものに関しては、その他としてまとめるか、思い切って掲載しないようにすると画面がスッキリして見やすい物になると思う。以前、トヨタでは、要望書A4ページ1枚にまとめているということを聞いたことがあるが、いろんな情報をまとめても、それを受け取る受信者は最初の1〜2ページしか詳しく読まないことに由来していと考えられる。ホームページもこれに似ていて、私たちが集中して読むのは最初の1〜2ページ目で、それ以降は集中して読まなくなってしまう傾向がある(これは、私個人の場合でありそうでない方もたくさんいると思う)。交通系各社は、必要な情報を得られないことにより、利用の機会を逃している場面もあることを理解し、UIの再構築を進めてほしいと思う。

2025年9月27日土曜日

Raspberry Pi

Raspberry Piというコンピュータをご存知だろうか。イギリス発祥で、低価格で動作するコンピュータである。パソコン並みの性能を求めると15000円程かかるが、リレーや温度計など単純な機能の物だと5000円ほどで買うことができる。独自設計の機械であるだけでなく、OSも独自設計である。その中で、LibreOfficeなどの無料ソフトやFirefoxなどのブラウザー、もちろんYouTubeなども視聴できるようである(あくまで使用していないのでなんともかんとも・・・)。15000円でパソコンが買えるとなると、とても魅力的である。またWindowsは、最近OSのバージョンアップを頻繁に繰り返して、必要なスペックを満たしていないために、新たにパソコンを買い直さなければならない状態になっている。この物価高でパソコンの値段も上昇していて、最低でも10万程の出費がかかってしまう。そうしたことにならないために、最近ではRaspberry Piの購入を考えている。普段、自分が使っているのは文書作成と表計算、ネットサーフィンぐらいなので、それほど高性能なスペックを必要としていない。実は、このRaspberry Piは最近出てきた物ではなく、バージョンアップを繰り返しながら、現在Raspberry Pi5となっている。CPU自体も高性能化しており、普段使いなら問題なく動作するそうである(YouTubeでは動画開始までやや遅延があるそうである)。対応ソフトが少ないのがネックであるが、最近ではNotionやScratchのように、ブラウザーによってアプリが使用できるものも増えているので、その不安も少しずつ解消されてきている。最近、個人的に無料または低価格、オープンソースという言葉に強く惹かれることがある。Linux然り、FireFox 然りNotion然り・・・。全ての人が安価に利用できる機械、そうした物が広く世間に広がると、それを使う人のコミュニティが広がり、安価なエコシステムが構築されるのではないかと思う。現に、サーバーの世界では、そのほとんどがLinuxが使用されているようである。Windows 10のサポートが切れるこの時期、Raspberry Piに乗り換えようかなと検討中である。 

2025年8月30日土曜日

ジャパンディスプレイについて

ジャパンディスプレイ(JDI)という会社がある。かつて、液晶は日本の独占場であった。しかし、中韓の台頭によって、栄花を誇った液晶産業はみるみる転落していった。シャープを始め、ソニー、日立、東芝といった日本を代表する企業が市場シェアを落としていった。そしてそれを救済するものとして、液晶連合が創設された。それが、このジャパンディスプレイである。この会社、以前はアップルのiPhone向けに液晶の生産をしていた。その為、営業収支も比較的安定していた。しかし、数年前からiPhoneのディスプレイが液晶からOLED(有機EL)にシフトしていった。もちろん、ジャパンディスプレイもOLEDの開発はしていたが、いずれも研究段階であり、量産化することができなかった。結局、市場はSumsungやLG、BOAなどの中華系のメーカーに独占され、日本の液晶メーカーは、徐々に市場シェアを落とすことになる。結局、ジャパンディスプレイは、携帯向け液晶の生産から撤退することになった。このままではこの会社は市場から消えてしまうのではないかと考え、政府が主導となり企業再生を行うことになる。3000億円という巨額な投資をしたのであるが、10年赤字が続き立て直すことができずこのファンドも支援を打ち切ることになる。では、ジャパンディスプレイは、このまま消えてしまうのかというと、eLEAPというこれまでにない革新的な技術を使って再び市場に売って出ようとしている。このeLEAPという技術は、これまでOLEDを作成するにはマスクというものを使い、塗布した材料を定着させる部分とそうでない部分を作成していた。それが、この技術を使うと材料を塗布する工程は同じなのであるが、光を当てる部分とそうでない部分を分け、その後洗浄することで、光の当立った部分だけ残るという技術を使っているらしい(私も、よく分かっていないのであるが・・・)。他に置き換えてみると、写真の現像のようで、光の当たった部分は明るくなり、当たらなかった部分は黒くなるのととても似ている。 この技術を使うと、同じ電力で3倍明るくなり、液晶の寿命も数倍伸びると言われている。ジャパンディスプレイは、この技術が2024年には量産化ができるといっていたが、2025年現在でも量産化には至っていない。あろうことか、資金繰りの悪化で、量産化をするべく準備を行っていた千葉の工場を今年売却することになったらしい。そして、日本での量産化を諦め、技術を中韓の企業に供与することでライセンス料をもらい、会社の存続を考えている。そんなこんなで、このジャパンディスプレイの株価は19円(100株で1900円)となっている。個人的には応援したいので、株を購入し応援することにした(ただし、僅かではあるが・・・。しかし、会社の経営が持ち直すとその価値は10倍にも100倍にも上がると思う)。eLEAPの技術が確立し、量産化が実現できれば会社は存続できると思うが、それが実現できなかった時、日本の液晶が音を立てて崩れることになる。 

2025年8月24日日曜日

新幹線の格安切符!

航空券には早割というものがあり、搭乗日の数ヶ月前に予約すると通常より安く飛行機に乗ることができる。鹿児島ー東京間も通常であれば5〜6万以上するが、早割だと1万円程で航空券が買える。また、キャンペーン中だと7000円を切る価格で買うこともできる。本当にこの価格で採算が取れるのか少し疑ってしまうほどだ。では、新幹線には早割はないのだろうかと思って調べてみたところ、あるにはあるのだが割引率は飛行機に比べるととても低いことが分かった。鹿児島ー福岡間でせいぜい500円程度である。新幹線でも、格安で買えるチケットがないだろうかと探してみたところ、中々見つけられなかった。先日、同僚の車に乗った際、新幹線の運賃のことが話題に上がった。どうにかして安く乗車券が買えないか話をしたところ、鹿児島中央駅の近くに新幹線の乗車券を安く販売しているところがあり、そこなら当日券で12000円程度する乗車券が8900円程で買えることが分かった。これだと2000円も安く買うことができる。さらにいいことは、自動販売機で購入することができ、店が開いていない時も買うことができる点だ。ただ、気をつけなければならないことは販売された切符を使用するには、緑の窓口に行って日付の変更が必要らしい。物価高の昨今、いろいろな物の値段が上がっていくが、いろんな人と話す中でその問題を解決できるのだなあと思った。