2015年11月1日日曜日
糖尿病について01
私は,糖尿病である。それが分かったのは,5~6年程前だった。糖尿病は,ご存じの通り血糖値でその状態を把握している。血糖値は2種類あり,尿から血糖値を計る血糖と,血液を採取し血糖を計るHb1cというものがある。二つの血糖のうち大切なのは,Hb1cである。これは,血液中の血糖を示しているため,食事による変動が少ないからである。この数値,通常は4~6程度であるが,私の場合初期は8程度であったが,現在は10程になった。それで,8月,入院するように医者に勧められた。2週間という期間だったために,仕事の調整をしなければならず少し難儀だったが,これを機会に改善しようと考え,入院することにした。入院中とくに大変だったのが,食事である。味もさることながら,量がとても少なく,常におなかがすいている状態だった。最初の1週間は,この食事の量に慣れることに苦労した。ただ,幸いなことに,入院中は1日1~2回の講義を聞くこと以外することがなかったので,腹が空いたときはベットに横になりひたすら寝ることにっ徹した。2週間目に入ったあたりから少し慣れてきたが,それでも空腹感はぬぐえなかった。入院中,いくつかの講義を聞いて感じたことは,糖尿病の症状を改善するには,大きく分けて3つあることが分かった。1つ目は,薬療法である。これは,私がそうであったように,現状を維持するだけであまり効果は期待できない。2つ目は,食事療法である。食べたものが糖となり,血液中に溶け出す。食事制限によって,その糖を抑えようというものである。しかし,糖尿病患者(第2型)は,太っている人が多く,この食事制限がなかなかできない。私も,退院後は食事の量が以前に戻りつつある。3つめは,運動療法である。これは,劇的に変化をもたらした。退院後,私は,スポーツジムに通い出したのだが,半月ほどでHb1cが10から7へと変化した。食事療法と併用しているので,なんともいえないが,効果の面で考えると,これが一番適していると考えられる。このブログを読んでいる人の中に,糖尿病の方がおられたら,ぜひ運動から始めてはどうだろう。
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