2024年8月12日月曜日

ブラジル航空機事故

オリンピックも後半に入り、日本のメダルラッシュが続いている。世界中の人が、熱戦に心を捉われているが、それをかき消すようなニュースが飛び込んできた。それは、ブラジルの航空機事故である。ATR72という飛行機が錐揉み状態で落ちていく様子が、ネットに挙げられていた。このATR72の兄弟機(ATR42)が日本でも各種路線で運行されている。ATR72、どこかで聞いたようなと思いネットで検索していると、いろんな場所で事故を起こしていることが分かった。最近だと、ネパールで墜落し、多数の犠牲者を出している。話題になった事故では、台湾で高速道路の橋桁を壊し墜落したのがこの飛行機である。以前、私も徳之島から大島に行った際、ATR42に乗った。デザインが優れていて、それまでのボンバルディア(カナダ製)に比べて、とても美しい機体であった。乗り心地はどんなのだろうと思って乗ってみると、晴天にもかかわらずかなり揺れたのを覚えている。気流の状態が悪くたまたまだったのかもしれないが、違和感を感じたのは覚えている。そして、今回の事故。ネットで調べてみると、どうも機体に氷が張り付いたことで揚力を失い錐揉み状態に陥り、立て直すことができずそのまま落ちたようである。また、かなり以前にも似たような原因で墜落し、犠牲者を出している(あくまでも調べた範囲内なので不確かなのであるが・・・)。事故の原因は、それぞれであるが、これだけ事故が多いと機体自体の設計に問題があるようにも感じてしまうのは否めない。事故原因を究明し、素早い対応をしなければ、更なる事故を引き起こしかねない気がする。

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