4連休ということで,家に閉じこもって,YouTubeにどっぷりはまっている。ナショナルジオグラフィックのVW Type2の動画を見たことをきっかけに,昨日から車に関する動画を見続けている。今日は,水素自動車やMAZDAのロータリーに関する動画を中心に見ている。その中で,MAZDA3とVolkswagen Golfを比較している動画があった。大衆車と呼ばれる200~300万ほどの価格帯で,競合車といってもいいと思う(といっても,Golfの方が値段は数十万度ほど高くなるが・・・)。外装,内装,デザイン的な面で見ると,エッジのきいた未来的なデザイン。内装は,細部まで作りこまれたシートデザイン等を考えると,MAZDA3の方が優れている(あくまで,個人的な感想です)。Golfの方は,ザ・定番といえるほど,オーソドックスな作りであった。たぶん,この2つの車が並んでいると,MAZDA3の方を買う可能性が高い。しかし,動画を見続けていくと,後部座席の様子が移っていた。MAZDA3は,デザイン性を重視するあまり,室内空間が狭く,なおかつ窓も小さくなっているため,全体的に暗くなっていた。しかし,シートの作りこみがとても細かく,かっこいい感じはした。一方Golfはといと,いいも悪いも定番といったデザインだった。しかし,ヘッドスペースやレッグスペース,そして窓の開口部が広く,居住性としてはこちらが優れていた。何が言いたいのかというと,最近の日本車は,デザインを重視するあまり,居住性が軽視されている感じがしてならない。とくに,車の後部においては流線型を意識するあまり中央から後部にかけて高さ絞られており,そのため後部座席の居住性が極端に悪くなっている。これは,大衆車だけでなく,レクサス等の高級車においても似たような感じになっている。車を購入する際,私たちは見た目の美しさを重視するが,長い間使っていると居住性の方が大事なファクターとなる。デザイン性を重視する車を作り続けていると,やがて狭い,暗いというイメージが定着し,日本車は敬遠されていくことにつながりかねないと一抹の不安を抱いた。
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