2014年9月27日土曜日
沖縄旅行03
沖縄旅行も3日目。7時に朝食をとり,息子たちのたっての希望だった中部にあるアメリカ村に行った。朝が早かったため,アメリカ村に付いたのは,店が開店する前だった。店が開くまで,近くのイオンで待つことにした。30分程待つと,全店ではないが,ちらほら店が開き始めた。アメリカ村とは,アメリカで製造された製品や軍の払い下げ品などが売っている店が集まっている場所だった。店の中に入ると,ジーパンやTシャツ,軍服など,アメリカ製品が所狭しという具合に並んでいた。さながら,アメリカにいるような感じがした。早速,息子たちは,そこでTシャツやズボンなどを買っていた。私も自分に合う物はないか探したが,体が大きいため,これといった物を探すことはできなかった。そうこうするうちに,昼になったので,イオンで昼食をとった。午後からは,土産を買うグループと,買い物をするグループで分かれて行動することになった。私たち家族と姉,父と母が国際通りに,妹達は那覇新都心にあるショッピングモールに行くことになった。妹達夫婦は,徳之島にいるため,こういう機会でないと買い物ができないからだ。それで,私たちは,国際通りに向かった。国際通りは,思っていたより近く,30分程で到着した。車を降り,通りを歩いていると,20年前とは随分様変わりしていた。20年前は,いろいろな種類の店が並んでいて,その中に土産屋がぽつんぽつんとあったが,今は通りのほとんどが土産屋になっていた。まあ,お土産を買いに来た私にとっては好都合だったのだが,あまりにもの変わり様にびっくりさせられた。土産屋がたくさん並んでいるので,どれがいいか迷っていたが,姉から御菓子御殿という最近何かの賞を取った店があるというので,その店で買うことにした。ネーミングバリューに弱いのは,何とも致しかたがない・・・。
通りを少し歩いていると,向かいにその店が見つかった。店は,屋根が赤瓦で葺かれ,壁には沖縄風の装飾が施された,その名の通り御菓子の御殿のようだった。道を渡って店内に入ると,いろいろな種類のお土産が売っていた。サツマイモの加工を中心にした御菓子がメインで,私はサツマイモを網でこして加工した物を2つ買った。 土産を買うと,当初の目的が達成できたので,手持ち無沙汰となってしまった。それで,近くにあったリウボウに入った。リウボウは,デパートで,ブランド物の洋服や本,小物など色々な物が売っていた。中には入ったものの,父や母,姉の好みにあった物がなかったらしく,30分ほどすると店を出た。時計を見ると3時30分だった。飛行機の時間は7時30分だったので,あと4時間もあったのだが,初日のレンタカーの失敗がここで尾を引き,時間がとても気になった。それで,ホテルに引き返し,父や母,姉,妹夫婦と時間も早々に別れの挨拶をした。そして,レンタカーを返しに行った。レンタカーを返す場所は,初日と同じだったので,大体分かっていた。それでも道を間違えてしまい,同じ所を何度か回ってなんとかレンタカーを返すことができた。不思議なことに,レンタカーを返した場所は,大きな免税店になっていて,色々なブランド物の商品が置いてあった。中国人がたくさん来ていて,店内のあちこちで中国語が飛び交っていた。グッチやアルマーニ等,普段目にしたことがない商品が並んでいたので,目を奪われてしまった。しかし,ここでも時間が気になってしかたがなかった。心配性な性格が,こんな所でも災いとなってしまった。それで,ブランド品が気になりながらも,早々に店を出て,モノレールに乗った。沖縄でモノレールに乗ったは,初めてである。モノレールは,路線は一本しかなく,空港行きに乗ったら確実に付けるのに,本当に付くのだろうかとか,時間は大丈夫かとか変に気になった。 初日の失敗がここまで尾を引くのかと,我ながら自分の性格を疑ってしまった。結局,付いたのは午後5時程で,出発時間までに相当時間が余ってしまった。妻や息子は,空港にある土産屋を見て回っていたが,私は安心したのか体がどっと疲れ,ずっとベンチに座っていた。7時になると,搭乗口に行き,ようやく飛行機乗ることができた。こうして,3日間の沖縄旅行は終わった。それは,まるで夢のようで,私たち家族にとってはとてもいい貴重な体験だった。沖縄旅行は,今年の夏のいい思い出となった。
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