iTunesで,Waterlogueというソフトを購入した。これは,有料ソフトの中で,上位にランクインした水彩ソフトである。早速,その性能を探るべく撮影してみた。まずは,寝転がって自分の顔を写してみた。iPhoneは,寝転がって操作できるので,私はよくこの方法で撮影することがある。写真を撮り,変換してみると,目の部分は若干つぶれているものの,それ以外はまんま水彩画であった。また,このソフトは,昔の写真も水彩画に変換してくれる。それで,以前とった梅の画像を変換してみた。すると,写真ではパッとしなかった物が,水彩画に替えると芸術作品のように変化した(あくまでも個人的な見解である)。加えて,先週,鹿児島市のアミュプラザにショッピングに行った。お金がなかったので,結局何も買わなかったのだが,帰りがけに車に入った時,このソフトを使って写真を撮ってみた。駐車場ごしに向かいのビルが見える何の変哲も無い殺風景な写真である。写真で写しても,何の変化も無い景色だった。それを水彩画に替えると,写真がドライスティックに変化した。どうもこのソフトを使うと,何気ない風景が芸術作品風に変化するらしい。しかし,こうしたソフトの登場は,画家の職業まで奪いかねない。ボタン一つで,精巧な水彩画が完成するからである。技術の進歩は,人の力をますます軽んじる方向へと進んでいるように思う今日この頃である。
変換後
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