今日も,YouTubeで,いろいろな動画をぼうっと見ていた。始まりは,息子が通りがけに,「はいさいおじさんってあるの?」と言った言葉だった。息子に見せようと,検索欄にはいさいおじさんと入れると,歌に合わせて沖縄のゆったりとした風景が現れた。その風景を見ていると,生まれ故郷の徳之島のことを思い出した。それで,島の代表曲である「ワイド節」がないかと,検索をかけた。すると,例のごとく,ワイド節に関連する動画がたくさん表示された。その中の一つをクリックすると,音楽に合わせて懐かしい動画が流れてきた。元の画面に戻り,他にはないかなと探していると,関連動画の欄に,徳之島天城町出身の禎一馬の動画が表示されていた。以前,島に帰省した時に,妹が,「これ,いいから,聞いてみて。」とCDを渡された。鹿児島に戻ってきて,家でCDをかけると,低音で腹から響いてくる迫力のある曲だった。それは,これまで聞いたことの無い歌い方だった。売れるかなと思ったが,テレビやラジオでは,禎一馬の名を聞くことはほとんどなかった。しかし,今日検索をかけると,たまたま動画を見つけることができた。試しにと思って動画をクリックしてみると,東京の離島で歌っている様子が映っていた。蛇味線とギターの音に合わせて,島の素晴らしさを語っている歌を聴いていると,じんときてしまった。島出身の方やそうでない方も,ぜひいい歌なので,聞いてみてほしい。
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