リバースというドラマが最終回を迎えた。ドラマというか,最近テレビをめっきり見なくなってしまったが,このドラマはずっと見続けていた。簡単なあらすじを言うと,10年前に原因不明で亡くなった友人の死を巡って,その事件に関係している友達の所に「友人殺し」と言う張り紙を貼られる。それを起点として,再度その死の原因を探っていくというストーリーであった。ドラマには,毎回犯人につながるエピソードが出てきて,「この人が犯人なのでは?」と考えさせる楽しさがあった。しかし,犯人だと思っていた人が違っていたり,他の人を疑ったりして,毎回ハラハラして見ていた。そして,9話で友人が亡くなった真の原因が分かった。しかし,ドラマはそこでは終わらなかった。そして,昨日最終回を迎えた。ドラマを身終えた後,この結末でよかったのだろうかと疑問を感じずにはいられなかった。そして,この最終話を入れてしまったことによって,自分の中のこのドラマの満足感がガタッと落ちてしまった。それまで,100点だったのが,一気に10点に落ちてしまった。恋愛ドラマでは,こうしたことはあまり起こらないが,刑事ドラマに関しては結末はとても重要である。つまり,最終回が,現実的にありえない,あるいはそれまでの流れとあまりにも乖離している展開で終わったとしたら,物語として辻褄が合わなくなり,全体としての評価もガタッと落ちてしまう。ドラマを振り返って,10話でなく9話までだったら完璧だったのになあと考えずにはおられなかった。
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