昨日,「君の名は」を見に行った。この監督は,新海誠といって,「秒速5センチメートル」や「言の葉の庭」などの映画を作った人だ。「秒速5センチメートル」は,以前このブログでも紹介したが,詩的で儚いストーリーであった。また,今話題になっている映画なだけに,期待値もそうとう高かった。物語は,田舎に住む女の子と都会に住む男の子が入れ替わる場面から始まる。シチュエーションとしては破天荒であるが,物語の展開としてはあまり変化がなくて,「話題になっている程ではないな。」と感じたほどであった。その後も,体の入れ替わりを通して,物語は進行していく。当然,知らない人と入れ替わっているわけなので,いろいろと問題が生じてくる。そうした場面がいくつか出てくるが,おかしくてなんだか笑ってしまった。しかし,ある時から体の入れ替わりが起こらなくなった。それには,理由があったのだが,あまり詳しく書くとネタバレ(もう既にネタバレをいくつかしているのだが・・・)になるので書かないことにする。ちなみに,映画の見終わったとき,なんだかじんとしてしまった。これは,テレビで報道されていたことと同じである。また,その後の展開も気になった。この映画には,リピーターも多いということだが,この終わり方がそうさせるのではないかと感じた。先週から今週にかけて,映画を何回か見ているが,映画のよさを改めて感じさせられた作品だった。
0 件のコメント:
コメントを投稿