2013年1月26日土曜日

男子,厨房に入るべからず

「男子,厨房に入るべからず。」という諺がある。実際,私自身もそうであった。小さい頃,私が台所に入ろうとすると,母から男の子は入ってはだめだと止められたものだ。そういうわけではないが,この年になるまであまり台所に入ったことがなかった。ただ,妻が働き始めてから,そういうわけにもいかなくなった。しかし,自分で料理をするようになって,分かったことがいくつかある。それは,自分で作るから,自分の好きな物が食べられるということだ。女性は,毎日料理をしている。1日に3回,年365日とすると,外食をしたとしても年間1000回は軽く超えている。これだけ作ると,料理に対する意欲は,多分に低くなってくる。男性が,「料理の手を抜いている。」ということを口にすることがあるが,そうではなく,料理を作ることが少し億劫になっただけの話である。それで,自分の好きな料理を食べたいと感じたら,進んで厨房に入った方がいいと私は思う。男性は,料理をする経験が少ないために,それにかける情熱は女性のそれよりも強い。それだけに,手の込んだ料理をしようとする。だしの素を使わず,鰹やわかめからだしをとろうとするのも,男性所以のことだと思う。また,料理をしていると,自分で作る楽しさを味わうとともに,鍋や茶碗を洗うことの煩雑さを知ることもできる。そうしたことから,女性の気持ちを知ることにもなる。だから,最近,私は,「男子,厨房に入った方がいいよ。」と,感じるようになった。ところで,なぜ,「男子,厨房に入るべからず。」なのだろうか?

2 件のコメント:

  1. どんな料理をするのですか?結構懲りそうだよね。

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  2. ハンバーグ,トンカツ,唐揚げ,俗にいう高カロリー料理です。しかも,これがあまりおいしくないのです。料理は一日にしてならずです。

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