20年前に記録した8mmのビデオを,どうにか再生できないか模索していた。というのも,持ち合わせのビデオカメラが壊れてしまって,再生できなくなったからである。それで,8mmのテープからDVDへダビングできる店を探していた。徳之島にいるときも,探そうと思えばできたと思うが,思い出したころには店は閉まっていたり,店が空いているときは忘れていたりしてなかなか実現することができなかった(老人力なのか,年々この傾向が強くなっていく・・・)。半年前,知り合いの方のつてにダビングができる店があることを知った。12月も暮れ,長年の課題であったダビングをお願いすることにした。それから約1ヶ月,ダビングされたビデオがDVDになって戻ってきた。どんな画像が写っているか,ワクワクしながら帰宅した。早速,ブルーレイレコーダーに入れて再生してみた。動画には,次男坊が誕生し,病院で家族に抱かれているシーンが写っていた。子どもたちはもちろんだが,私たち夫婦,互いの両親ともに若く,そのことにびっくりさせられた。写真でもそうしたことは伝わってくるが,動画になるとその仕草までが鮮明に写っていて,「そうそう。こうだったよな。」と,忘れていた記録が少しずつ蘇ってきた。ただ動画は長いので,必要なシーンだけを抽出し,例のごとくパソコンで編集しようと考えた。しかし,拡張子がvobであることが判明。これは,動画ファイルの形式なのだが,DVDプレーヤーに特化した形式で,現在パソコンで使用されているmp4やmov(Mac),avi(Windows)などの動画形式には対応していないことが分かった。つまり,いつも動画編集をしているiMovieでは,動画の読み込み自体できないことが分かった。問題を解決するためには,ファイル形式を変換する必要が出てきた。それで,vobを現在主流であるmp4という形式に変換するソフトをネットで検索した。すると,色々出てきたのであるが,その中でも有名なものとして,Wondershare社から出されているuniconverter13というソフトがそれに該当した。お試し版として,無料で使える物があったので,変換してみたのだが,全データの30%しか変換できない仕様になっていた。ただほど安いものはないということで,変換したいなら商品を購入してくれと言わんばかりの商品であった。価格を見ると,1年版で5500円程度,永久版で8500円程度(実際には,年間保証料が上乗せされるので,500円増しとなる)だった。金額の話になると,例のごとくしぶるのが常であるが,結局の所買うことになると思う。DVDの料金,ソフト台となると,出費が重なるが,どうにか工面して動画が編集できるようにしていきたい。
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