今年,ゲーム機が新しく発売される。PS3の次世代機,PS4である。PS3は,商業的には微妙であった。実際,私の周りで持っている人がいないか聞いても,ほとんどいない。最大の問題は,金額の高さとソフトの不足である。リアルな3Dを求めたため,本体の値段が高くなってしまったこと,ソフト制作に多大な時間と資金がかかり,そのためにソフト数が限られてしまったこともあり,購買層がマニアな人に限られてしまった。(発売時の値段は,50000円程した。現在では,20000円程で購入することができる。)しかし,このPS3,実は隠れた名機である。それまでのゲームとは違い,リアルなゲームができる。それは,実写と見まがう程である。加えて,音質,画質ともソフトウエアで補完することで,より良い音質と画質で見ることができる。実際,PS3でDVDを見ると,普通のブルーレイレコーダーで見るよりも,細かなところまではっきりと見ることができた。他にも,スライド機能が標準で装備されていて,ハードディスクに写真を保存すると,自動でスライドを作ってくれたりする機能もついている。加えて,torneと呼ばれる機器とハードディスクを買うと,ブルーレイレコーダーとなり,テレビを見たり番組を保存することもできた。(近年は,nasneという機器も発売されている。これは,チューナーとハードディスクが合わさっていて,配線がごちゃごちゃしなくて済むようになっている。)このように,PS3は,優れた機能があったにもかかわらず,あまり売れなかった。その後継機が,今年発売される。ネット上には,コントローラーや周辺機器の情報が流れているが,肝心の本体の情報はまだ未確定である。できれば,ゲームの機能に加えて,テレビの録画機能が合体したものが出てくればいいのだが,ブルー例レコーダーの販売にも関わってくるので,それは難しいであろう。ただ,PS3の後継機種なだけに,どのような状態で出てくるのか,期待大である。