小さい頃,たしか小学校の低学年だったと思う。初めて鹿児島に旅行に行った。その時のことは,以前ブログに書いたが,旅行の2日目だったと思う。その日は土砂降りで,雨がザーザー降っていた。もしかすると,今のように,梅雨時期だったのかもしれない。山形屋に行きたいということで,バスに乗った。鹿児島はあまり知らない両親だったので,バスに乗る前に,行き先のことを運転手に聞いたようだった。運転手は,無愛想にそれに答えた。また,ばつが悪いことに,出口から乗車した。島を走っているバスは,出口も入り口も同じだったからだ。しかし,停留所が,1つか2つもしないうちに山形屋が見えた。両親は乗り過ごしてはいけないと思ったのか,すぐに下車した。運転手は,「もう降りるのか。」というような対応だった。その時は,子供ながらに,後味の悪い気持ちがした。しかし,それから30年たつと,そうしたことも,何だか懐かしい感じがする。
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