私が20代の頃だったと思うが,木を植える男という絵本がヒットした。荒れ地だった土地を,男が人生をかけて木を植え続け,人々が楽しむことができる楽園に変えたという話だった。その時分はまだ若かったので,自然の持つ豊かさに気づかなかったのだが,それでもその話を読んで,なぜだかとても感動した。そして,何にでも感化されやすい私は,そういう人間になりたいと思った。それから,20年。私も,俗にいうおじさんという年齢に達した。ふと自分の人生を振り返ると,仕事はしてきたが,何かを残したかと問われると,何もなかったような気がする。環境が人を変えると以前書いたが,これからはそれを実践するときだと思う。花を育て,自分も周りの人も幸せになるように,環境を整えていきたい。
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