2025年9月28日日曜日

各種交通系ホームページのUIについて

JAL、ANA、JR、バス会社がホームページを掲載している。私たちは、このホームページを利用して様々な情報を得るのであるが、そのUI(ホームページの構成:見た目)に悩まされることが多々ある。航空会社のホームページは、万人が利用するので見やすいようにUIが工夫されている。それでも、年に2回しか利用しないので契約の仕方に戸惑うこともある。しかし、鉄道会社やバス会社のホームページに至っては、個人的にはとても利用しづらいと感じてしまう。たまに鉄道を利用しようと時刻表を見ようとしても、肝心の時刻表がどこにあるのか、また目的の路線の時刻表を表示させるにはどうすればいいのか分からないのである。時刻表を見るには出発駅と到着駅を入力すればいいのであるが、新幹線とのダブりがあるために在来線の表示は下の方になっていて、それに気づかずに見落としてしまうことがあった。また、各種キャンペーンを全面に押し出すあまりに、肝心な時刻表や運賃表が見えづらくなってしまっている。実は、これは交通系各社のホームページに限らず、職場においても同じ問題が起こっている。多くのフォルダーやファイル情報に埋もれて、必要なファイルが見つけにくくなっている現象が見られる。そうならないためには、必要な情報はできるだけ全面に、年々風化している情報はできるだけ階層の深いところに置く必要があると思う。では、交通系ホームページに最も必要な情報とは何かというと、路線図、運賃、時刻表、予約表だと思う。これらの情報をできるだけ前面に表示することによって、利用しやすいUIになると思う。そして、あまり必要でないものに関しては、その他としてまとめるか、思い切って掲載しないようにすると画面がスッキリして見やすい物になると思う。以前、トヨタでは、要望書A4ページ1枚にまとめているということを聞いたことがあるが、いろんな情報をまとめても、それを受け取る受信者は最初の1〜2ページしか詳しく読まないことに由来していと考えられる。ホームページもこれに似ていて、私たちが集中して読むのは最初の1〜2ページ目で、それ以降は集中して読まなくなってしまう傾向がある(これは、私個人の場合でありそうでない方もたくさんいると思う)。交通系各社は、必要な情報を得られないことにより、利用の機会を逃している場面もあることを理解し、UIの再構築を進めてほしいと思う。

2025年9月27日土曜日

Raspberry Pi

Raspberry Piというコンピュータをご存知だろうか。イギリス発祥で、低価格で動作するコンピュータである。パソコン並みの性能を求めると15000円程かかるが、リレーや温度計など単純な機能の物だと5000円ほどで買うことができる。独自設計の機械であるだけでなく、OSも独自設計である。その中で、LibreOfficeなどの無料ソフトやFirefoxなどのブラウザー、もちろんYouTubeなども視聴できるようである(あくまで使用していないのでなんともかんとも・・・)。15000円でパソコンが買えるとなると、とても魅力的である。またWindowsは、最近OSのバージョンアップを頻繁に繰り返して、必要なスペックを満たしていないために、新たにパソコンを買い直さなければならない状態になっている。この物価高でパソコンの値段も上昇していて、最低でも10万程の出費がかかってしまう。そうしたことにならないために、最近ではRaspberry Piの購入を考えている。普段、自分が使っているのは文書作成と表計算、ネットサーフィンぐらいなので、それほど高性能なスペックを必要としていない。実は、このRaspberry Piは最近出てきた物ではなく、バージョンアップを繰り返しながら、現在Raspberry Pi5となっている。CPU自体も高性能化しており、普段使いなら問題なく動作するそうである(YouTubeでは動画開始までやや遅延があるそうである)。対応ソフトが少ないのがネックであるが、最近ではNotionやScratchのように、ブラウザーによってアプリが使用できるものも増えているので、その不安も少しずつ解消されてきている。最近、個人的に無料または低価格、オープンソースという言葉に強く惹かれることがある。Linux然り、FireFox 然りNotion然り・・・。全ての人が安価に利用できる機械、そうした物が広く世間に広がると、それを使う人のコミュニティが広がり、安価なエコシステムが構築されるのではないかと思う。現に、サーバーの世界では、そのほとんどがLinuxが使用されているようである。Windows 10のサポートが切れるこの時期、Raspberry Piに乗り換えようかなと検討中である。