2025年9月27日土曜日

Raspberry Pi

Raspberry Piというコンピュータをご存知だろうか。イギリス発祥で、低価格で動作するコンピュータである。パソコン並みの性能を求めると15000円程かかるが、リレーや温度計など単純な機能の物だと5000円ほどで買うことができる。独自設計の機械であるだけでなく、OSも独自設計である。その中で、LibreOfficeなどの無料ソフトやFirefoxなどのブラウザー、もちろんYouTubeなども視聴できるようである(あくまで使用していないのでなんともかんとも・・・)。15000円でパソコンが買えるとなると、とても魅力的である。またWindowsは、最近OSのバージョンアップを頻繁に繰り返して、必要なスペックを満たしていないために、新たにパソコンを買い直さなければならない状態になっている。この物価高でパソコンの値段も上昇していて、最低でも10万程の出費がかかってしまう。そうしたことにならないために、最近ではRaspberry Piの購入を考えている。普段、自分が使っているのは文書作成と表計算、ネットサーフィンぐらいなので、それほど高性能なスペックを必要としていない。実は、このRaspberry Piは最近出てきた物ではなく、バージョンアップを繰り返しながら、現在Raspberry Pi5となっている。CPU自体も高性能化しており、普段使いなら問題なく動作するそうである(YouTubeでは動画開始までやや遅延があるそうである)。対応ソフトが少ないのがネックであるが、最近ではNotionやScratchのように、ブラウザーによってアプリが使用できるものも増えているので、その不安も少しずつ解消されてきている。最近、個人的に無料または低価格、オープンソースという言葉に強く惹かれることがある。Linux然り、FireFox 然りNotion然り・・・。全ての人が安価に利用できる機械、そうした物が広く世間に広がると、それを使う人のコミュニティが広がり、安価なエコシステムが構築されるのではないかと思う。現に、サーバーの世界では、そのほとんどがLinuxが使用されているようである。Windows 10のサポートが切れるこの時期、Raspberry Piに乗り換えようかなと検討中である。